震災復興 + design COMPETITION

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震災復興+design 課題発見賞

行方不明者手続書

作品名 : 行方不明者手続書
作者名 : 秋吉 佳那 / 川邊 桃子 / 近藤 昌史

東日本大震災により、未だ多くの人の行方がわかっていません。政府は残された家族の今後の生活を考え、行方不明であっても遺族年金や保険金を受け取れる特別措置をとりました。しかし、その条件として、家族は死亡届を記入しなければならず、確かな証拠がないまま愛する人を死者とみなすことに苦しみと戸惑いを感じています。届出に来た家族が死を想起せずに記入でき、行方不明者への祈りが込められた新しい行政書類を提案します。

震災復興+design 防災コミュニティ賞

原始的な日を創る

作品名 : 原始的な日を創る
作者名 : 瀬木 雅博

時間がたつと記憶が薄れてしまいます。ニュースで心痛めた沢山の人々の、一時は感じた危機感がゆっくりと薄れていっていまいます。震災の記憶の残し方に工夫が必要です。次代の子供達のために、これからのために、語り継ぐことに加えて、震災の体験、経験を日常に浸透させる仕組みが必要です。震災時には頼ることのできないインフラに依存しない"原始的な日"を創り、様々なアプローチで人々に浸透させていきます。

震災復興+design 防災インフラ賞

街の中のハザードマップ

作品名 : 街の中のハザードマップ
作者名 : 柘植 京子 / 柘植 麻衣子

いつ起こるかわからない、しかし必ず起こる震災から大切な命を守るため、現在地の安全情報を身近に確認できるシステムが必要と考えました。地域によって特化される重要なハザード情報を、揺れによるダメージが比較的少ない信号等の構造物を利用して表示し、災害による停電時の機能も確保します。どこにいても災害時の的確な判断を可能にするため、自治体ごとに異なるハザードマップの表現の共通化も、今後の課題になると考えます。

震災復興+design 復興行政(神戸)賞

+おにてんでんこ

作品名 : +おにてんでんこ
作者名 : 田中 里佳 / 邢 娜 / 金 允柱

「てんでんこ」とは「点でバラバラに(逃げろ)」という岩手三陸地方に昔から伝わる言葉です。おにてんでんこは災害を鬼に見立て、それから逃げることを意味します。人は非常事態に遭遇した時、自分で判断して行動しなくてはなりません。重要なのは子供の頃から考える力を養っていくこと。今回の震災で培った教訓や記憶が語り継がれるためにも、遊びから防災に関心を寄せ自ら防災について考える教育を提案します。