募集終了

第8回 長谷工住まいのデザインコンペティション《学生限定》 [PR]

地方都市には、人口減少、高齢化、中心市街地の衰退、修復できない伝統建築など、多くの課題がある一方、コンパクトであるため、ひとつのきっかけで街が再生する可能性もたくさんあります。たとえば、富山市のように小さな交通で都市構造を再編したり、宇都宮市のように広場をつくりさまざまなイベントで交流を促すなど、地方都市が活性化する多様な工夫が見られます。
集合住宅にも街を再生する力があります。都心の集合住宅とは違った、「地方ならでは」のよさを生かした集合住宅には、新しい賑わいや交流を生み出すポテンシャルがあります。
今回の課題は「ある地方都市のストリートが集合住宅で再生する、新しい暮らしがはじまる」です。
集合住宅を利用して地方都市のシャッター通り商店街を再生してください。たとえば、住人参加の活動や、店舗や塾を設けたり、シェアハウスなど核家族が住むだけではない生活像も考える必要があるでしょう。
ただし、なぜ集まって住むのかということを考えなければなりませんし、都市のことを把握するstreetwiseな視点も重要です。
地方都市の再生を起点に、審査委員の想定を超えた、新しい暮らしを描いてください。

締切
2014年10月23日 (木)
作品提出・応募締切、必着
●最優秀賞 (1点) 100万円
●優秀賞  (3点) 各50万円
●佳作   (10点) 各10万円
募集内容
【課題】
ある地方都市のストリートが集合住宅で再生する新しい暮らしがはじまる
【計画条件】
(1)敷地は地方都市の中心市街地の商店街に面した両側
(2)敷地面積は1,800平方メートル、容積率は300%、30戸の集合住宅をつくる
(3)北側は幹線道路を挟み商店街が続く/東側は3ブロック先の川沿いに神社がある/南側は駅まで商店街が続く/西側は裏通りに面しており、3ブロック先に市民ホールがある。周囲の道路幅員は北側12m、西側(裏通り)4m、中心8m
(4)総人口30万人の地方都市。中心市街地の人口はピーク時の7,500人から半減
(5)地域活性化のため行政が新規に開設した市民ホールは、住民に広く利用されるには至っていない
(6)近隣・近郊含め、移動手段は自家用車が中心。高齢化の進展で生活圏が縮小しており、鉄道利用者も減少傾向。旧来の商店街のシャッター街化など、中心市街地の衰退は加速している状況。
※詳細は公式ホームページを確認
提出物
●応募案(A1サイズ1枚)
提案タイトル、コンセプト、平面図・断面図・立面図(縮尺は自由)、パース、ドローイング、CG、模型写真、提案部分説明図、生産システムの提案(提出は自由)など、設計意図を表現したものを、ケント紙あるいはそれに類する厚紙でA1サイズ(594×841mmヨコ使い)の用紙1枚におさめること。
表現の方法は自由とするが、立体(突起物や凹凸)、額装・パネル化は不可。
参加方法
公式ホームページの登録フォームより事前登録の上、提出物を下記送付先まで郵送
参加資格
2014年12月31日時点で学生であること(複数人で応募する場合は全員該当のこと)
※大学院、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校(各種学校)など
参加費
無し
審査員
【審査委員長】
隈研吾(隈研吾建築都市設計事務所代表・東京大学教授)
【審査委員】
乾 久美子(乾久美子建築設計事務所代表・東京藝術大学准教授)
藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所代表)
池上一夫(長谷工コーポレーション取締役常務執行役員)
結果発表
審査の結果は入賞者に通知するとともに、「新建築」2015年2月号、および当コンペティションホームページ上にて発表いたします。
著作権の扱い
本コンペ応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、入賞作品および選外佳作作品の発表に関する権利は主催者が保有します
主催
株式会社長谷工コーポレーション
提出先・問合先

〒100-6017
東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビルディング17階
株式会社新建築社「長谷工住まいのデザインコンペティション係」(必ず明記のこと)
tel : 03-6205-4380(代表)

※2014年10月17日午後現在、一部のPCでコンペHPへアクセスできない等の不具合が発生しております。
同事象が発生した場合は、恐れ入りますが別のPCもしくはスマートフォン・タブレット等でのご登録をお願いします。

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