「間にあるものとの対話」
タナカヤスオ(東京都)
- 作品サイズ:91cm×91cm
- ベニヤパネルにアクリルガッシュ
作品コンセプト
制作においては概念よりも描くという(行為)、
そして身体性を重視している。
絵具等の物質への反応、反射、対話で作品を仕上げていく。
行為から生まれる痕跡、これを一度全て消そうと試みる。
だが絵具=物質を使用する以上痕跡を完全に消しさる
ことはできない。(痕跡を消そうとする行為によって派生する
痕跡)ここから形態や構図などを拾い、画面の秩序
を保ちつつ、時間や物質との関係性の中で痕跡の先
にある可能性を探っている。