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コンテストの告知はどのように行ったらいい?ー学生への効果的なアプローチ
コンテストの告知はどのように行ったらいい?ー学生への効果的なアプローチ

東京では梅雨入りとなり、日に日に蒸し暑くなってまいりました。もうすぐ夏本番ですね。

さて、「Contest iroha -コンテスト相談所-」は、コンテストを開催したいけどどうしたら開催できるの?という皆さまへコンテスト開催についての“いろは”をお伝えし、皆さまの第一歩をお手伝いする、コンテスト主催者向けサイトです。

今回の連載では、学生向けコンテストが増える夏に向けて、コンテストを学生に告知する手法をご紹介します!

そもそも学生へのアプローチとは?

若手、特に学生の応募を増やしたい――そういう狙いを持ったコンテストは多いかと思います。
学生という限定された方に告知するには、適切なアプローチが必要です。

有効なアプローチ手法の一つが、学校などへのポスター・チラシ発送です。学校や学生が訪れる施設に発送して掲示してもらい、学生との接点を増やすことができます。SNS時代とはいえ、学生が日々過ごす学校での告知は応募件数に直結します。

ただ、日本には大学・専門学校だけでも3,500校以上あり、それぞれの学部・学科も分類するとその数は膨大となります。

ターゲットを絞ったアプローチが大切

告知は数が重要とはいえ、闇雲に発送しても効率がよくありません。例えば、絵画作品を募集する場合に、芸術学部の代表窓口にポスターを送っても、写真や映像系の学部・学科ではその学部学科の専門領域と異なることから、掲示いただけないでしょう。そのため、それぞれの企画にあったターゲットを想定して、そのターゲットが多く在籍する学部・学科を送付先として選定することが必要となります。

またその際には、学校の規模も考慮するとより効果的です。規模の大きい学校の場合、学部単位ではなく学科ごと、研究室ごとに発送することも効果的です。企画と親和性がある、ターゲットとなる学生の数が多いなどを考慮に入れると選定しやすいでしょう。その際、発送先となる窓口まで調べることができるとより良いです。

こうすることで、実際に学校の掲示板にポスターを貼ってもらえたり、チラシコーナーに置いてもらえたりする確率が飛躍的に上がります。

学生へのアプローチをご検討の際には、是非参考にしてみてください!

いまお伝えしたことを実際に行おうとすると、一定の知見と作業量が必要です。当社ではポスター・チラシ発送も含めた、コンテスト運営のお手伝いをしています。ご質問やお悩みも随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。