AACポスターコンペ2012《学生限定》結果発表

募 集 終 了

  • 絵画・アート
  • グラフィック
  • 募集要項
  • 結果発表

応募作品数:336作品
受賞作品数:14作品
主催:株式会社 アーバネットコーポレーション

最優秀賞 受賞作品

あたらしい鏡

作品名 : あたらしい鏡
作者名 : 戸塚 香里

武蔵野美術大学
造形学部 視覚伝達デザイン学科 3年

私達は今の社会で、見直すべき様々な出来事に直面していると思います。そんな今を見つめ直すという意味を込めて、鏡をモチーフに選びました。私はそれを壊し、再構築することで、既存の見方を壊し、新しいものの見方を発見していくことを表現しようと思ったのです。
この度はこんなに素敵な賞を頂き、本当に嬉しく思っています。日常に潜むささやかな発見が、私達をあたらしい日々へと連れ出してくれることを願っています。

入選 受賞作品

レイヤー

作品名 : レイヤー
作者名 : 友田 菜月

武蔵野美術大学
造形学部 視覚伝達デザイン学科 3年

平面であるポスターで、立体作品のコンペを募る事はどういうことか考えました。平面媒体の「紙」を重ねることで立体を表現し、なにかを問いかけるようなものになったのではないかと思います。
ポスターコンペには初めて出品しました。入選できたことは素直に嬉しいです。

ARTと空間

作品名 : ARTと空間
作者名 : 佐藤 茜

武蔵野美術大学
造形学部 デザイン情報学科 3年

今回入選作品に選んでいただき、本当に有り難うございます。立体作品は、展示場所の空間に置くことにより、凹凸からなる光や影が、同じ素材を使用していてもいろいろな色やかたちをつくりだします。それはその場所に置くからこそ見える世界であり、一期一会でもあります。そして最初はパーツだったものが作者により一つの集合体として作品として、存在するのです。そんな立体作品を今回このポスターで表現させていただきました。

“A”から“A”

作品名 : “A”から“A”
作者名 : 落合 隆将

北九州市立大学大学院
国際環境工学研究科 環境工学専攻 大学院

この度は、入選作品に選んで頂きありがとうございます。
"アート"と"建築"は分かち難い関係にあるという事を2つの"A"が共存するモデルで表現しました。
建築はその存在自体がアート的な側面を持っていて、またその逆も同じであると 思います。
両者の関係を考えることで、より良い空間や作品が生まれるのではないかと考えデザインしました。

自然

作品名 : 自然
作者名 : 中嶋 千紗

OKA学園トータルデザインアカデミー
デザインビジネス科 2年

この度は入選作品に選んで頂きましてありがとうございました。
探しているものは実は思いもよらない
所に隠れていたり。
いつも当たり前のように過ごしている場所、通いなれた道、ふと立ち止まって周りを見渡してみると探していたものがこんな所に。今回、AACを探していたら自分の家の庭に隠れていました。
これからももっと視野を広げて新しい何かを探していきたいと思います。

驚き

作品名 : 驚き
作者名 : 宮崎 真希

学校法人東京モード学園
グラフィック学科 グラフィック専攻 2年

この度は入選作品に選んで頂きありがとうございます。
この作品は、立体作品を様々な表情をもつ人の顔と重ね、その変化と共に『驚き』を表現しました。
最優秀賞は逃してしまいましたが、この入選を機により一層良い作品が作れるよう励んでいきたいと思います。ありがとうございました。

立体への進化

作品名 : 立体への進化
作者名 : 深澤 衛

千葉工業大学
工学部 建築都市環境 4年

二次元性をもつ「線」。
三次元性をもつ「立体」。
この二つには近いようで遠い距離がある。
その距離を超える。
線は立体へと進化する。
立体アートのコンペティションということで、針金の性質を利用して、AACという文字を作り、線が立体へと進化していく様を。プライザーを配置することでアート作品らしさを。そして加えて建築学生らしさも表現できたと思います。これからも様々な場へ挑戦していこうと思ってます。

立体のシズル

作品名 : 立体のシズル
作者名 : 内山 耀一朗

首都大学東京
システムデザイン学部
インダストリアルアートコース 2年

辺りを見渡すと立体の造形は身近なところにたくさんあり、人々にとって作ることと見ることの両面で面白いものです。
この作品では、立体造形を製作したり見たりするときに感じるわくわく感を、ポスターを見る人同士で共有できるようにと考えて制作しました。
自分の作品がこのように評価されたことをとても嬉しく思います。ありがとうございました。

一点の奥行

作品名 : 一点の奥行
作者名 : 工藤 功太

東京藝術大学
美術研究科 デザイン専攻 大学院

なんともない図形も、たった一点加えるだけで空間的な奥行きを見せます。アートにとっても同様で、日常風景にいつもと違う一つの視点を持ち込むことは、未知の芸術となり得ます。「アートと日常は、一点違うだけ。」そういったコンセプトから、このポスターを制作しました。
入選作品に選んで頂き、大変嬉しく思います。ありがとうございました。

出来事in the room

作品名 : 出来事in the room
作者名 : 久保 貴子

日本大学
理工学部 建築学科 4年

この度は入選作品に選んで頂き有難うございます。とても嬉しいです。
制作するに当たって人の感性を刺激するものならば全てのものがアートになると考えました。今回は建築空間の中に出来た『影』に注目しましたが、このようにアートとはすべての人にとって身近なものであるということを伝えられたらいいなと思います。

職人技

作品名 : 職人技
作者名 : 吉松 英輝

九州大学
芸術工学部 芸術情報設計学科 4年

2年連続で賞をいただけて光栄です。学生最後の年なので最優秀作品に選ばれなかった悔しさだけが残ります。
ポスターでは、立体アート作品を作る時の繊細な技術を整列された紙のフォントで表現しました。

フェンス-タイポグラフィ

作品名 : フェンス-タイポグラフィ
作者名 : 阿津 侑三

桑沢デザイン研究所
昼間部 ビジュアルデザイン専攻 2年

フェンス。向こう側が見えるのだけど通れない壁。
同じマンションに住んでいて、知っているのだけれど、よくは知らない関係。
フェンスのような壁がそこにあるのです。
そのフェンスに作品(アート)をつくることで、壁(境界線)を越えた新しい繋がりが生まれると思い、このような作品をつくりました。
選んでいただき、ありがとうございます。

才能を探しています。

作品名 : 才能を探しています。
作者名 : 佐藤 直也

HAL 東京
専門課程コース グラフィックデザイン学科 2年

この度は入選いただき大変嬉しく思っております。ありがとうございます。
今回コンペというものに参加したのは初めてだったので、今回学ばせていただいたたくさんの反省点を次回以降いろいろなコンペに活かしたいと思います。
今回の作品についてですが、やはりAACという文字を何かで表現しようと模索している中でたまたま思い浮かんだのがサーチライトによって文字を組むといったアイデアでした。単に組むだけだと平面的な印象だったので、奥行き感を出すために空間性を考慮してライトを配置してみました。
最後に、アドバイスをくださった先生や家族にお礼を言いたいです。ありがとうございました。

Optical Architecture

作品名 : Optical Architecture
作者名 : 河野 智

多摩美術大学
美術学部 グラフィックデザイン学科 2年

今回、入選させて頂き嬉しく思うと同時に、それ以上に悔しく感じています。
私はアートミーツアーキテクチャーを明快に示そうと制作しました。
このコンペは最終的にアートがマンションに置かれます。それによって住人の日常に変化が起こるのだと考えました。
そこで私は上下どちらからも見られるような建築物を描き、日常に違和感を持ち込もうと試みました。
少しでも人を惹き付けられる表現になっていたら嬉しく思います。


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