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「登竜門」新ロゴ募集 結果発表

まず、984点もの応募を頂けたことに感謝しております。この場を借りまして、応募者お一人お一人にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
日頃、様々なコンテストにおいて募集や審査のお手伝いをしており、審査の現場には慣れているつもりです。ですが、いざ我がこととなると、心持ちは違いました。私たち自身もまだ見ぬ、新しい登竜門のシンボルを探す審査は、やはりドキドキするものでした。
結果については、ご覧の通りとなりました。読者の皆様も、それぞれに感想を持たれたのではないかと思います。
ロゴは変わりましたが、コンテストの主催者と参加者をつなぐ登竜門であることには変わりありません。今後とも、皆様のご利用、ご支持を頂けますようお願いいたします。(登竜門)

※登竜門を運営する株式会社JDNの代表、監査役と、JDNの親会社であるディスプレイデザイン大手の株式会社丹青社のプリンシパルクリエイティブディレクター洪も、審査に加わりました。

採用賞

採用賞
大高卓也

大高卓也

デザイナー(会社員)

2008年武蔵野美術大学卒業。メーカーのパッケージデザイナーを経て、現在レコード会社にてグラフィックデザイナーとして勤務。アーティストのCDジャケットや販促物・グッズ、ホームページ等のデザインを手掛ける。また、個人的に作曲活動を行い、アーティストに楽曲提供している。
ohtakadesign@gmail.com

●コンセプト
現行のロゴより洗練されたイメージを出し、その中にもメッセージ性があるデザインを意識しました。グレーの線で表現された竜は「登」「竜」の文字を通り最後に「門」を突破します。読者が、「登竜門」のサイトにより新しいステップへ進む事を意味しています。
●受賞のコメント
この度は採用賞を頂きまして、誠にありがとうございます。「登竜門」は学生時代からお世話になっていたサイトなので、大変感慨深いです。思いを込めてデザインしたので、末永くご使用頂ければ幸いです。今回の受賞を励みに、より邁進していきたいと思います。

審査員コメント

小島利之(アートディレクター・デザインコンサルタント/小島デザイン事務所)

左から右へ伸びるシンプルなフォルムの竜がはっきりと認識でき、その角度が、いきなりの上昇ではなくまず最初の糸口をつかむというニュアンスを良く表現しています。文字の作りも天地の比率や角Rの大きさラインの太さなどの各所のバランスが非常に良く、登の文字の上部のあしらいがシャープなアクセントとして印象を強くしています。全体的にオーソドックスな作りながらきちんと計算され、登竜門のイメージの引率役を十分に満たすと考え、選考しました。

丹青社 プリンシパルクリエイティブディレクター

門をモチーフとしたものが多く、その中は、竜が門と絡んで躍動感を出していることを俯瞰的に見たものと、自分が竜になって門をくぐるような主観的なものに大別できました。採用作品は、前者のイメージが上手く表現されており、竜が登竜門という文字を勢いよくくぐり、上昇していくというストーリーを感じました。ビジュアルデザインの精度も高く、WEBのページにはめた際の見栄えもよく、採用に足るデザインと評価しました。

JDN 監査役

これからの活躍の期待感を象徴する「登り竜」というコンセプトを、シンプルにかつ、誰にでも解り易く表現されている事が採用のポイントとなった。

「登竜門」編集部

この作品ほど、竜をカッコよく、絶妙に、「登竜門」の字に絡ませた作品はなかったように思う。ロゴ全体のスマートな印象が現登竜門サイトにとても合っており、選出にあたって大きいポイントになった。わたくしは一次審査の時点で、この作品の良さに気が付かなかったが、複数の審査員による様々な視点と議論によってこの作品が選出されたことに感謝したい。

優秀賞

優秀賞
町 秀吉

町 秀吉

デザイナー(会社員)

デザイン学校卒業後、印刷会社、広告代理店(ハウスエージェンシー)勤務。現在、株式会社イデイ勤務、チーフデザイナー

●コンセプト
アイデアBOXを意識しています。門構えにも見えるように意識。右端にひらめきをイメージさせる光のマークを付けることで目にとまり印象に残ります。
●受賞のコメント
この場に参加できたことの楽しさと、受賞の歓びを刻みながら、これからもモチベーション高く様々なデザインを楽しんで行きます。

審査員コメント

小島利之(アートディレクター・デザインコンサルタント/小島デザイン事務所)

総評で述べた既存のイメージを忠実に表現したものの中でも特にこの作品はその完成度の高さと現代的な表現が優れていました。カジュアルな表現が現代的で、また、パースをつけた表現が水平垂直になりがちなwebの画面に良いアクセントになると感じたので選出しました。

優秀賞

優秀賞
櫻井 渉

櫻井 渉

デザイナー(会社員)

群馬生まれ、群馬育ち、東京経由、群馬在住。2013年1月にダディになる。デザインで自分の野望を叶える為、日々精進。
taru6raphica@gmail.com

●受賞のコメント
この度は、素晴しい賞をいただき、誠にありがとうございます。また、今回このような場に参加出来ることを嬉しく思います。ドラゴンボール世代丸出しのデザインですが、たくさんの方に見ていただきたいです。

審査員コメント

小島利之(アートディレクター・デザインコンサルタント/小島デザイン事務所)

総評で述べた既存のイメージを忠実に表現したものの中でも特にこの作品はその完成度の高さと現代的な表現が優れていました。モダンチャイニーズとでもいうようなシンボルマークとタイポグラフィの組み合わせが時代を引っ張っていく先鋭感を感じさせ、また展開時の楽しさも感じました。

学生賞

学生賞
工藤哲也

工藤哲也

学生(デザイン・美術)

1993年生まれ。宮崎県出身。2011年にHAL名古屋へ入学し、日々デザインを学ぶ。タイポグラフィやシンプルなデザインに興味があり、そういったデザインを見ること、作ることが大好き。
kudou5112works@gmail.com

●コンセプト
登竜門の3文字から、「登」と「門」をピックアップし、図案化しました。「登」は階段をイメージし、「門」は門を抽象化して表現しています。
●受賞のコメント
この度は学生賞を頂き、大変嬉しく思います。作品は「登竜門」からイメージした、「登る」と「門」を図案化したものです。「登る」は階段、「門」は凱旋門のような形で表すことで、2つの意味を伝えることができたと思います。「登竜門」の書体は自作です。バランスよく見えるように細かいところまでデザインしました。 採用とはなりませんでしたが、数少ない受賞枠に入賞して頂きありがとうございました。

審査員コメント

丹青社 プリンシパルクリエイティブディレクター

自分が竜になって門をくぐっていくようなイメージを醸成させる、主観タイプの秀作でした。ロゴとしても明快でまとまりがあり、他の審査員の票も集めました。審査時はプロの作品かという印象でしたが、後で学生さんの作品と知って驚きました。採用案に届かなかったのは、まとまりがありすぎた感があったからかと思います。学生のうちは果敢な冒険をするのもいいでしょう。今回の成果を糧に更なるチャレンジに期待します。

「登竜門」編集部

目まぐるしく変化するWEBサイトのロゴとして使用することを想定した時、周りの文字や画像に負けない強さがあり好感が持てました。学生離れしたデザインセンスも、今後に期待できる作品です。

学生賞

学生賞
伴野大悟

伴野大悟

学生(デザイン・美術)

1990年生まれ。2013年現在、専門学校桑沢デザイン研究所夜間部デザイン専攻科2年生。夜な夜な楽しく熱い仲間達とデザインを学んでおり、就職活動中。

●コンセプト
カタカナでロゴタイプを作成しました。私たちが様々なコンペティションなどで力をつけ、実際に竜となって世界に爪痕を残すような活躍をしていきたいという強い願いを込めています。そのため、竜が爪で引っ掻いたような鋭い角張った表現にしました。
●受賞のコメント
このロゴマークは竜の爪痕をイメージして作りました。私たちが様々なコンペティションなどで力をつけ、竜となって世界に爪痕を残すような活躍をしていきたいという願いを込めています。手書きの線をそのまま使うことで、エネルギーを感じさせる独特のロゴマークになったと思います。今後も自分の素直な感性を大切にし、より良い作品づくりに努めたいと思います。この度は学生賞に選んでいただき、本当にありがとうございました。

審査員コメント

JDN 代表

カタカナの意外性には強いインパクトを感じた。他に埋没してしまうデザインではなく挑戦する創造力と意欲を評価した。粗削りなイメージは否めないが、発想を現実の使用に耐えるデザインへと昇華させるには更に洗練させ、磨きを掛けると素晴らしいだろう。

「登竜門」編集長

数少ないカタカナ案。縦書き3行で、webのロゴとしては、また想定されるピクセル数からすると使いにくく、稲妻や竜の爪のような文字の可読性は今ひとつ…なのだが(苦笑)。この方は、他にも魅力的な作品をご応募頂いていたのですが、一番、思い切っているこの作品が、学生ならではで、その勢いとやっちゃった感に対して授賞します。

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