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発表 2005年5月 |
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ビジュアルアーツフォトアワード(Visual Arts Photo Award)は、商業ベースに乗りにくい、優れた写真作品に光をあて、現在から未来へ向けてのメッセージとして、写真集の形で永く後世に残すことを目的に創設されました。写真表現の可能性を切り開き、世界と私が出会うことで出現する空間を通して、普遍的に何かを表現しようとする写真の作り手を支援します。
3回目を迎える今年は、一般部門とビジュアルアーツ奨励部門の2部門に、103点の応募がありました。その中から、森山大道氏をはじめとする5名の審査員によって、受賞作品が選出されました。
一般部門では劉敏史さんの作品「ユビクヰタス キアスム(Ubiquitous chiasm)」が大賞を受賞しました。同作品はアフリカのエチオピアの人たちを撮影した、モノクロの美しいポートレート。隙がないほどの完成度に加え、添付されていたべ夕とデータ帳が大変魅力的だ、という評価を得て、決定しました。
ビジュアルアーツ奨励部門では小栗昌子さん「かやぶきの姉弟(仮)」が大賞を受賞しました。岩手県で出会った、寄り添って生きている姉弟を三年間かけてモノクロで撮影した、切ない物語の作品です。
なお、受賞作品の個展が東京・名古屋・大阪・九州の4カ所で行われます。
ここでは、大賞作品を受賞者と審査員のコメントともにご紹介します。
応募総数 : 103点
受賞者総数 : 2名
主催 : 東京ビジュアルアーツ
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【一般部門 : 大賞】
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賞 |
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大賞(一般部門・ビジュアルアーツ奨励部門 各1名)
※報償 : 写真集の出版、作品の買い上げ(受賞作品1シリーズ一括で50万円)、作品展示
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審査委員(敬省略・順不同) |
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森山大道(写真家)/飯沢耕太郎(写真評論家)/上田義彦(写真家)/瀬戸正人(写真家)/百々俊二(写真家)
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*各作品をクリックすると、全画像がご覧頂けます。
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『ユビクヰタス キアスム(Ubiquitous chiasm)』
劉敏史(ユウ ミンサ)さん
(1974年生/立命館大学院在籍中)
受賞者のコメント → こちら
審査員のコメント → こちら
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『かやぶきの姉弟(仮)』
小栗昌子さん
(1972年生/名古屋ビジュアルアーツ卒業)
受賞者のコメント → こちら
審査員のコメント → こちら
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