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発表 : 2005年7月 |
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SDA賞は、1966年のスタート以来、毎年開催されているわが国で唯一のサインデザインに関する顕彰事業です。優れたサインデザイン作品を広く社会にアピールすることにより、サインデザインの普及および啓発を図ることを目的として実施されています。
第39回は、2004年5月1日~2005年4月30日までの1年間に完成したサインが対象とされ、前回を超える208点(パネル数728枚)の応募が寄せられました。作品は全国8地区での地区審査、名古屋での1次審査、そして最終となる東京での2次審査と3段階で審査され、優秀作品が選出されました。
結果、大賞1点、優秀賞5点、準優秀賞8点、奨励賞14点が決定。大賞(経済産業大臣賞)には(株)ジーエー・タップの「福岡市営地下鉄七隈線トータルデザイン」が選ばれました。また、福岡市営地下鉄七隈線は「音サインシステム」で奨励賞を受賞しています。
今年の傾向としては、大賞に見られるような “派手さはないが緻密にサイン機能とデザインを融合させた作品” が数多く見られたとのことです。また、最近の技術として利用範囲が広がりつつあるLEDを使ったサインも複数あったようです。
ここでは大賞に選ばれた「福岡市営地下鉄七隈線」をご紹介します。
応募作品数 : 208点(パネル数728枚)
受賞作品数 : 28点
主催 : 社団法人日本サインデザイン協会
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【 サインデザイン大賞 】
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賞 |
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○サインデザイン大賞・経済産業大臣賞 … 1点(賞状ならびにトロフィー)
○サインデザイン優秀賞 … 5点(賞状)
○サインデザイン準優秀賞 … 8点(賞状)
○サインデザイン奨励賞 … 14点(賞状)
○入選 … 各類適宜選定 (賞状)
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審査員(敬省略・順不同) |
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井原理安(SDA会長・審査委員長)/中村大紀(経済産業省製造産業局デザイン・人間生活システム政策室)/勝尾岳彦(日経デザイン編集長)/佐藤晃一(グラフィックデザイナー)/横田保生(SDA副会長)/定村俊満(SDA副会長)/斉藤明男(SDA専務理事)/杉田圭司(SDA常任理事)/森 一紘(SDA常任理事)/渡辺太郎(SDA常任理事)
★中岡 覚 氏(SDA賞委員会委員長) → 審査経過報告
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審査について |
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○地区審査 : 2005年5月21日(土)
○第一次審査 : 2005年6月4日(土)
○第二次審査 : 2005年6月10日(金)
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*各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます。 |
◇募集対象について◇
(A)パブリック部門
都市や公共・公益施設など、公共の目的のためにつくられたサインを対象とするもの。
(B)コマーシャル部門
広告や企業・商業施設の演出などのためにつくられたサインを対象とするもの。
(C)オリジナル部門
各種のイベントやエンターテイメント施設の演出、マルチメディアなどの新しい試み、サインの多角的な広がりや可能性を追求する活動などを対象とするもの。
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[ 福岡市営地下鉄七隈線トータルデザイン ]
ディレクション : 福岡市交通局
施工者 : 地下鉄3号線施工JVグループ
クライアント : 福岡市交通局
応募責任者 : (株)ジーエー・タップ/大城欣彦
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