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2006年、空間デザインに関与する4つの団体(DDA、JCD、SDA、NDF)が、空間デザイン機構という領域を横断するデザインの運動体を発足させた。KU/KAN賞はその主要な事業である。4つの団体はそれぞれに固有のアワードを長年推進しており、従って、KU/KAN賞はそれらとは別の新たな視点が求められた。しかし、対象は4つの団体のアワードと同じく空間デザインであり、新たな視点がはっきりとした形で法律のように厳然としているわけではない。KU/KAN賞の贈賞を、以下の基準で推進している。
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【KU/KAN賞の贈賞】
「KU/KAN賞」とは、環境を構成するさまざまな要素を空間領域のコミュニケーション媒体として融合し、人々に感動を与え、都市文化を担う新しい空間として創出したものに与えられる。
その空間が
- 人々にとって新たな感動、体験を呼び起こすものであること
- 空間構成の諸要素が融合されていること
- 空間デザインの新しい解釈が見られること
- 空間デザインの新しい創造性が見られること
- 空間デザインの新しい手法が見られること
- 今後の空間デザインの方向を示晙すると思われることとし、単年または単年度の評価ではなく、継続性を基本とした評価となる
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「空間デザイン機構」は、空間デザイン領域における横断的で開かれた運動体です。都市環境を生成する建築、商環境、サインやディスプレイ等のさまざまなデザインを、空間領域のコミュニケーションデザインとして融合し、都市文化をになうデザインのアクティビティの創出を目的としています。
【名称】
空間デザイン機構 Kukan Design Organization
【目的】
1.「空間デザイン」の社会的意義を明確にする。
2. 新たな活動を通して「空間デザイン」の存在を広く知らしめる。
3. 国際的活動をベースに次世代へのメッセージを示す。
【構成団体】
社団法人日本ディスプレイデザイン協会(DDA)
社団法人日本商環境設計家協会(JCD)
社団法人日本サインデザイン協会(SDA)
社団法人日本ディスプレイ業団体連合会(NDF)
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