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同コンテストは、総合エネルギー企業として2002年度より太陽光発電事業に取り
組む新日本石油(現・JX日鉱日石エネルギー)による、初のコンペティションです。
第1回目となる今回は、「アート性」と「エネルギー性能」が調和したパブリックアートをテーマに、公共の空間等にふさわしい太陽光発電システムを用いた「パブリックアート」のデザインを募集。応募は国内外から320作品あり、40作品が入賞しました。
ここでは、入賞作品と最終審査会の様子をご紹介します。
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最終審査会 風景
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概 要 |
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■応募要項(→詳細)
■応募総数 320点
■受賞数 40点
■主催 新日本石油株式会社(現・JX日鉱日石エネルギー株式会社)
■賞・賞金
グランプリ (1点) 100万円
審査員賞 (3点) 各10万円
入選(約10点)
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■審査員
内田繁(インテリアデザイナー)
北川フラム(アートディレクター)
黒川雅之(プロダクトデザイナー・建築家)
ENEOS 太陽光発電 パブリックアートコンテスト委員会
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*各作品画像をクリックすると、作品の拡大画像がご覧頂けます。
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■ 内田繁賞
人は原野で少し休息するとき、自然と樹木の下を選ぶ。それは何もない空間では休むことのできないという人間の心理と経験によるものである。何かに寄りかかり、何かに覆われることにより、人は安心の領域をつくる。それは覆われた世界、「天蓋」がもつ文化人類学的観念によるものである。
この作品の面白いところは、そうした天蓋を光合成によって人の拠り所をつくったところにある。
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「Leaves 88枚の葉っぱがつくる風景」
竹中工務店設計部 平山雅司
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■ 北川フラム賞
選んだ作品は、太陽光発電だけではなく、ベンチという機能をもった親しみのも
てる楽しい作品であった。
■ 黒川雅之賞
この提案の優れたところはいろいろあるのだが、東京タワーの影のところを発電装置にしようとするところが凄い。東京のシンボル的存在が地上やビルの壁に映す影をすべてパネルで覆おうというのである。光と影が入れ替わる。この発想が面白い。しかも影になるということは何分もすればそこが太陽を浴びると言うことを意味してもいる。光と影の対極的概念を裏返しながらの合理的発想がいい。この案のもう一つのポイントは都市的なスケール感にある。影は敷地や建築や公共的道路を無差別に縦断している。そのために都市的なスケールで人々に関わることになる。公共空間そのものをオブジェにしてしまうこと、そしてそのまま発電装置であるという壮大な構想はグランプリにも相当する優れた提案である。
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「SIDEREAL」
加藤 諒
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「したたるひかり」
木下領+豊田和馬
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「光明庵」
塩口拓真
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「Solar Panels Plant ~太陽電池の植物化~」
下谷峻
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「solar house」
谷口幸平
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「ukikusa」
KAJIMA DESIGN 野村恒司+加茂川豊記
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「虹の断面」
森大樹+門下一太郎
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「晴 時々 雨 後 発電」
山本幸司
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「フラワーマン」浅見和司 / 「太陽の翼」一木聡 / 「SOLAR HORN」岩城和哉 / 「RECOGNITION」イン(奥田文+久保真知子) / 「THIS IS WISH(DEDICATED TO MICHAEL JACKSON)」岡本欣吾 / 「やじるしキューブ」片山典子 / 「LILA;光るランドマーク」鬼頭博 / 「支える力」熊谷裕治 / 「SOLAR-OUTLET」毛塚順次 / 「PALASOLAR」小玉一徳 / 「日なたぼっこ」古地秀行 / 「CRESCENT」小林進 / 「黒鍵」澁谷雄一 / 「ストリートダイヤモンド」嶋田良一/ロハス建築設計事務所 / 「四葉のクローバー」鈴木啓太 / 「four-leaf CLOVER」鈴木崇之 / 「チイクタイム」チ-ムIC(アサカ設計事務所) / 「HIKARI時計」塚田敏彦 / 「ETERNITY」戸田潤也 / 「太陽橋」中山利一 / 「Inner Universe」野村俊哉 / 「Purification corpuscle」長谷川聡(首都大学東京 産業技術大学院大学)+札幌市立大学デザイン学部 長谷川研究室+フルプロトデザインスタジオ / 「太陽_帆」早坂稔 / 「Power Spot」山口雄司 / 「Human Homing Device - 太陽人力追尾装置」山田哲也
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