募集終了

KONICA MINOLTA ソーシャルデザインアワード 2016 [PR]

ソーシャルデザインアワードは「社会をよりよくするためのしくみ」を広く募集するコンペティションです。
きっと多くの方が日々の暮らしの中で「世の中こうすればみんなが幸せになれるのではないか」と考えた事が一度くらいはあるのではないでしょうか。私たちコニカミノルタが考える「ソーシャルデザイン」とは、今この瞬間、社会に関わっている私たち一人ひとりが、これからの社会をよりよく、より幸せな社会へしていくために、何らかのアクションを起こし、アイデアにかたちを与えていくこと。そうして生まれたモノゴトの持続可能な「しくみ」をつくっていくことです。

このような「ソーシャルデザイン」の考え方を実現、実施するには地域コミュニティや行政や団体の支援も大切ですが、クリエイティブマインド持った人々の行動やアイデアが、社会的にも強く求められていると感じています。2011年に東日本大震災が起きた際、モノ作りをしたりアートを生み出す事を生業とする人は、日本中が悲しみと不安に包まれる中、無力感や自粛ムードで文化活動を行う事に抵抗を感じながらも、自分の職能や能力において「なにができるだろう」「少しでも状況を良くできないか」という想いを抱き、様々なアクションを起こしたのだと思います。

例えば、アーティストは、自分の表現で悲しみを癒し人に役立つことを意識した作品を創り出す。子どもたちと共にワークショップを行う。デザイナーは、少ない資材でもできるアイデアを募集し、WEB上で共有することで災害時対応のアーカイブをつくる。節電ポスターを著作権フリーで配布する。などといったことが展開され、実際に多くの方の役に立っていました。

この流れを汲んで、全国各地でこれまでの単なる「町おこし」とは違ったベクトルでデザイナーやアーティストが地域やコミュニティプロジェクトへ様々なフェーズで関わるケースが増えており、彼らが携わることで「その意義がわかりやすく伝わる」「沢山の人が関わるきっかけになる」といった、言わば「翻訳家」や「接着剤」のような役割を果たしているように感じます。

このような状況において、今後デザインやアートを生み出したり、その業界に携わる人々に求められる事は、単に自分の趣味趣向で作品を創作したり、テーマや依頼に沿ったモノをきれいにスタイリングする事だけではなく、社会をより良くする「ソーシャルデザイン」という視点を持ち、アイデアのアウトプットのその先を見据えた「しくみ」や、計画・運用方法までを提案する、という事なのではないでしょうか。

「ソーシャルデザインアワード2016」では、このような「ソーシャルデザイン」の考え方・思考に基づいたプロジェクト、プランニングや実施過程で生まれた商品、プロダクトのプロトタイプ、アート作品、WEBやアプリ、またはそれらを内包する実施計画、事業・企画全体までを含めた、幅広い内容を、募集対象とします。

応募作品は、未発表/実施済み/ 活動中を問わず、アイデア・実現性・アウトプットのクオリティ、活動内容の意義や波及力などを含め、多角的かつ総合的な視点で評価し、審査を経て選ばれた入選者・団体へ対し、新宿コニカミノルタプラザでの展示の機会を提供いたします。

締切
2016年01月31日 (日)
当日消印有効
●グランプリ    賞金50万円(1本)※総合的に最も優れている作品
●アート賞     賞金10万円(1本)※アートの視点で優れている作品
●プロダクト賞   賞金10万円(1本)※プロダクトデザインの視点で優れている作品
●プロジェクト賞  賞金10万円(1本)※プロジェクトの視点で優れている作品
●オーディエンス賞 賞金3万円+Pen年間購読権(1本)※来場者投票で得票が高い作品
●協賛社特別賞(IDÉE 賞・J-WAVE賞)
募集内容
「ソーシャルデザイン」の考え方に基づいたアイデアやしくみ、プロジェクト

※入選した場合にはコニカミノルタプラザにて展示をするため、必ず展示の内容をイメージできる記述や展示イメージ図を添付すること(展示のプランを含め審査)
※プロダクトやアート作品を単体でのご応募される場合には、なぜそれがテーマの「ソーシャルデザイン(の一部)」であると言えるのか、その背景やしくみ、考え方をトータルで記述した上で提案すること
※作品がすでに実施済み、発表済みの場合はその旨を必ず明記すること
提出物
●専用応募用紙
<郵送の場合>
必ず宛名に「ソーシャルデザインアワード 2016」と記載
<メールの場合>
専用応募用紙の1枚目とともに、作品データを添付
※応募のファイル形式はpdfかjpegファイルのみとする。ファイル名は作品タイトルとし、タイトル末尾に順番を示すナンバーをいれ、それらをフォルダにまとめてZIP圧縮の上、添付すること
※添付ファイルが5MB以上になる場合はメールを複数通に分け、2通目以降のメールタイトルにナンバーを入れること
※メールのタイトルは以下のようにすること
【応募】作品タイトル / お名前・グループ名 (コピー&ペーストしてお使いください)
※詳細は公式ホームページを確認
参加方法
専用応募用紙(PDF)を公式ホームページよりダウンロードし、必要事項を記入、郵送またはメールにて応募
参加資格
(1)個人、グループ、法人、学校など不問
(2)応募書類提出時点で16歳以上の方
(3)国籍不問、ただし入選した場合は展示設営日(6月4日を予定)、グランプリ発表会(6月5日を予定)に日本に在住または滞在していること
参加費
無料
審査員
山本裕子(ギャラリスト/山本現代代表)
廣田尚子(プロダクトデザイナー)
山崎 亮(studio L 代表/コミュニティデザイナー)
安藤貴之(Pen編集長)
結果発表
2016年6月5日展示会期初日にコニカミノルタプラザにて発表・表彰(予定)
※オーディエンス賞に関しては会期終了後に受賞者へお知らせし、WEB上で結果を発表(予定)
著作権の扱い
著作権は作家に帰属しますが、印刷物、HP掲載などコニカミノルタプラザの広報に関する著作権使用の権利は主催者が有するものとします
主催
コニカミノルタ株式会社
提出先・問合先

【提出先】
●郵送の場合
〒105-8691
日本郵便株式会社 芝郵便局 私書箱84号
ソーシャルデザインアワード 2016事務局
※必ず宛名に「ソーシャルデザインアワード 2016」と記載
●メールの場合
mail : info@socialdesign-award.jp
【問い合わせ先】
「ソーシャルデザインアワード 2016」事務局
tel : 03-5777-1424
mail : info@socialdesign-award.jp