Prof. Dr. Michael Erlhoff賞
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作品名
…カテゴリー
『リストラ』…コミュニケーションデザイン
作者名
(学校名)
福森崇広さん(武蔵野美術大学 造形学部 卒業)
作品概要 場面切り替えを一度もせずにアニメーションを展開した時に必要となる背景画と、そのアニメーション映像という二つの関係がテーマ。あるサラリーマンが散歩をしながら街の風景を眺めるというストーリーから、その場面の背景画をつなぎ合わせることで街の絵ができあがります。街はサラリーマンの視点を限定しながらも無限のストーリーを生み出します。つまり映像のストーリーによって作られた背景画から映像は再構築されるのです。
選評 この作品を選んだ理由は、オーディオビジュアル、メディアの中から作品を選ぶ必要性を感じていたからです。リアルタイムアニメーション、2Dアニメが今後、どのように展開していくかは大きな課題です。この作品を見た時、映像とリアルタイムとの関係性について、新たな展開が考えられる気がしました。実によくできたコンテンポラリー性のある作品です。