審査員特別賞/水野誠一賞
 ← PREV   
  5 / 13  
   NEXT → 
 × 
05-b.jpg

作品名
…カテゴリー
『Animafont —新しいディスプレイ書体の提案—』…コミュニケーションデザイン
作者名
(学校名)
西川 圭さん(多摩美術大学 造形表現学部 卒業)
作品概要 現在、どのようなディスプレイ書体が存在するかを分類、分析し、その結果を踏まえた上で新しい書体の提案を行いました。汎用性が高く、装飾性も高いデザインを目指しました。ここでいう汎用性とは、判別性や可読性を指します。Animafontのテーマは自然。植物、魚類、昆虫、鳥類、哺乳類など自然界の魅力的なシルエットをモチーフとして用いました。この書体には、モチーフ別に4つのバリエーションがあります。
選評 現存するディスプレイ書体の分析に基づいて、新しい書体としての「Animafont」を完成させました。テーマは「自然」で、フォントの中に植物、魚類、昆虫、爬虫類、鳥類、哺乳類などのシルエットが隠されています。判別性を損なうことなく、物語性、象徴性を潜めたこの書体の使い道は、平面、立体など幅広く使用可能だと思います。そのアプリケーション提案としての絵本などの完成度が高いことも評価しました。