作品名
…カテゴリー |
『Animafont —新しいディスプレイ書体の提案—』…コミュニケーションデザイン |
作者名
(学校名) |
西川 圭さん(多摩美術大学 造形表現学部 卒業) |
| 作品概要 |
現在、どのようなディスプレイ書体が存在するかを分類、分析し、その結果を踏まえた上で新しい書体の提案を行いました。汎用性が高く、装飾性も高いデザインを目指しました。ここでいう汎用性とは、判別性や可読性を指します。Animafontのテーマは自然。植物、魚類、昆虫、鳥類、哺乳類など自然界の魅力的なシルエットをモチーフとして用いました。この書体には、モチーフ別に4つのバリエーションがあります。
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| 選評 |
現存するディスプレイ書体の分析に基づいて、新しい書体としての「Animafont」を完成させました。テーマは「自然」で、フォントの中に植物、魚類、昆虫、爬虫類、鳥類、哺乳類などのシルエットが隠されています。判別性を損なうことなく、物語性、象徴性を潜めたこの書体の使い道は、平面、立体など幅広く使用可能だと思います。そのアプリケーション提案としての絵本などの完成度が高いことも評価しました。
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