作品名
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『プルデンシャルタワー レジデンス』
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氏名
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佐取徳隆・杉江大典/大成建設(株)一級建築士事務所
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コメント 他
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昨年末、永田町2丁目に志向施工したプルデンシャルタワー1階、居住者専用ロビー吹き抜けの壁面である。管理諸室を内包する光のキューブがサペリ材の壁面に貫入する構成を考えた時、この素材を再発見した。ネオパリエは、以前からある材料だが、中でもネオパリエフィノは白いガラス質の中に班が入った独特の質感がある。これを光にかざして見た時、硬質で蜜実な素材が光をよく透過する意外性と、浮かび上がる組成の美しさに新鮮な驚きを感じた。
納まりは一般的なMPG工法としている。パネル間の目地処理にあたり、シールでは透明感が損なわれるため、乳白アクリルの目地棒を裏面から接着している。
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