Contemporary Toy of the Year 2009 創作玩具公募展 | コンテスト公募コンペの[登竜門]

1995年9月9日、岡山県の東北端の山里に開館した「現代玩具博物館」では、おもちゃの使い手である子どもたちの側に立ってデザインされたおもちゃを収集・展示するとともに、おもちゃのデザイン史を考察し、子どもの遊びと文化を研究・提案いたします。
同賞は「本当に良いおもちゃ」を提案・商品化し世界の子どもたちの手に届けたいと、当館が1996年より3ヵ年継続して開催したおもちゃコンペ「C-TOY」を復興するものです。
デザイン・機能を含めた新しい「おもちゃ」のあり方を問い、おもちゃ情報の発信地となるべく、世界のおもちゃデザイナー・作家に呼びかけ、新しいおもちゃの動きを触発する核となることを目的としています。

今年度は146点の作品が全国から寄せられ、グランプリ1点・準グランプリ1点・優秀賞3点(こども賞／博物館賞／新人賞)・佳作5点の計10点が受賞しました。

応募総数 : 146点
受賞作品数 : 10点
■ 主催 : 株式会社現代玩具博物館

【審査会の様子】

賞・賞金

●グランプリ　（1点）　賞金30万円、ドイツおもちゃの旅/現地4泊5日
●準グランプリ　（1点）　賞金20万円
●優秀賞　（3点）　賞金5万円
●佳作　（5点）　賞金2万円

審査／審査員（敬称略）

春日明夫（東京造形大学教授、日本人形玩具学会、玩具福祉学会、日本デザイン学会、美術科教育学会、日本おもちゃ会議、造形教育センター等会員）
相沢康夫（ヨーロッパのおもちゃ店「百森町」勤務。ネフ社（スイス）より「Vivo（ヴィボ）」他多数発売。ジーナ社（ドイツ）より「Honeyfcomb（ハニカム）」他多数発売著書：『好きッ！絵本とおもちゃの日々』『おもちゃの王様』他多数）
Heiko Hillig（ネフ社チーフデザイナー、作品：『IMAGO（イマーゴ）』『RAINBOW（レインボー）』他多数）
小黒三郎（組み木デザイナー、日本おもちゃ会議会員、日本クラフトデザイン協会会員、組み木創作の会会長）
※2009年2月6日、審査員西田明夫氏の急逝にともない、
組み木デザイナーでもある小黒三郎氏を審査員として招聘する運びとなりました。