銀賞

作品名 「寸光の一ノ倉沢」一ノ倉沢出合いから一ノ倉沢
受賞者名 中内 謙治さん(千葉県)
講評 暗く垂れこめた上空のガスに沈んだ岩壁。そこに点じられた雲間からの光がじつに効果的である。コントラストも上出来で、新雪とともに岩壁の鋭さがきわ立つ。ことに中央右手の岩壁が尖峰状に光があたったのがよい。いままでの谷川岳一ノ倉沢とややちがった表現となったのも、この光のゆえである。でき得ればカメラをやや左に振ること。