結果発表

• 大賞

  「母ちゃんタクシー」岡田 茂

  
  一番わかり合っているようで、全然わかってなかったりする親子の事。
  裏切ったり、裏切られたり
  突き放したり、思いやってみたり
  勘違いしてたり、ちょっと見直したり…
  そんな親子の歴史にいつもあったのは、一台のタクシーだった。
  近くて遠い、そんな親子が織り成す小さな物語

小山町長賞

「ゴールデンタロウ」現在の会

• 最終審査参加者

  「嗚呼小山町哀歌（仮）」渡邉 高章

  「終の風」市原 俊幸

  「小山町心中（仮）」清水 孝之

審査総評

　今回が初めての試みでしたが、応募者は実績もセンスもある実力者揃いだったように思います。 年間に170本以上の撮影を支援している小山町の募集に、心底映画を撮りたい新進気鋭の監督たちの共感が得られたことを大変うれしく思います。
　審査会では「ファイナリスト全員に小山町で撮って貰ったらいいんじゃないか」という意見もあり、 そういった意味では難航しましたが、各作各シーンに相応しいロケ地や交渉先を思い浮かべながら、 作品の実現化に向けての協力体制などもその場で話し合いました。
　大賞を受賞した岡田茂様の「母ちゃんタクシー」は、人間ドラマの魅力とユニークな作風・スタイルに加え、 資金集めから完成作品の出口展開までアイディアを掲げられ、このアワードから作品が実現し、小山町の良きパートナーとなってもらえればと思います。
　急遽設置された小山町長賞を受賞した「現在の会」は、最終審査に進んだ唯一の学生企画であり、 未知数ですが、骨太な作家性を評価し、特別に賞を授与させて頂きました。

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