作品応募受付を締め切りました
OVERVIEW
コンテスト概要
募集内容
募集テーマ
地域の交流場となる図書館
「地域の交流場となる図書館」は、単なる書籍の収蔵場所を超え、地域社会の中心としての役割を果たす場所です。児童から高齢者まで、誰もが利用しやすく、人々が気軽に立ち寄りたくなる空間であり、書籍に加えて、電子書籍やデジタルアーカイブを活用した多様な情報アクセス手段を提供し、創造的なプログラムやコンテンツを通じて、訪問者が自己表現を楽しめる環境を提供します。また、地域の文化を育み、地域住民の絆を深める場として機能する場所です。
これらの要素を持つ図書館を、CLT(クロス・ラミネイティッド・ティンバー)を活用した低層建築で設計してください。人々が自由に集い、交流しながらも、それぞれのウェルビーイングを高めるような環境を築くことができる、図書館の新しい姿を描き出す革新的な設計提案を募集します。
課題
- 建設地に関しては、実在する図書館を想定し、地図や写真などで具体的に明示して、当該地域の関係法令等に適合した提案としてください。
- 材料調達方法を想定して計画し、設計をしてください。
- 建物のメンテナンス方法を提案に含めてください。
- 環境配慮に関しては、施工時や建物の省エネルギー化、低炭素化、創エネルギー等を意識し、作品内に示してください。
- 工法・構造に関しては、鉄筋コンクリートや鉄骨、CLT以外の木質材料など、他の材料・工法と組み合わせてCLTを部分的に利用する提案も広く受け付けます。構造、意匠、設備、性能(防耐火、遮音、温熱、耐久性、施工等)上、解決すべき様々な課題があります。これらの課題に対する提案を含んだ内容としてください。また、告示を超えた大臣認定等を想定した提案の場合は、その意図が分かるよう表現してください。
- SDGs(持続可能な開発目標)の17項目のうち、特にCLTの活用と関連が深いのは、11「住み続けられるまちづくりを」、12「つくる責任つかう責任」13「気候変動に具体的な対策を」、15「陸の豊かさも守ろう」等です。
審査基準
本コンテストの趣旨を踏まえ、以下の項目を考慮して審査します。
- ①技術的課題に対する具体的かつ効果的な提案が含まれているもの
- ②CLTが使われている理由が明確かつ普及効果があるもの
- ③国内林業・木材産業の振興に資するもの
- ④CLTを使用した工法の新たな技術開発に資するもの
- ⑤建物の建設および使用等における環境配慮がされているもの
審査方法
審査委員の合議により各賞を選定します。
賞・副賞
農林水産大臣賞
1点
(副賞:賞金50万円)
国土交通大臣賞
1点
(副賞:賞金50万円)
環境大臣賞
1点
(副賞:賞金50万円)
日本CLT協会賞
1点程度
応募期間・
スケジュール
応募期間
スケジュール
応募作品締切
2024年12月2日(月)23:59必着
審査会
2025年1月下旬
結果発表
2025年3月7日(金)
- 入賞者は、2025年3月7日に東京都内にて開催予定の表彰式にご出席いただきます。
- 表彰式参加のための交通費は事務局にて負担いたします。
- 表彰式の日程は変更となる場合がございます。