1986年 青森県十和田市で生まれる、2011年 千葉工業大学大学院修了
栽培のためのユニットをハーブの「部屋」と見立て、それらを積んでいくことでできる集合住宅の提案。
ハーブ各々の種類に合わせたサイズの「部屋」になっていて、置かれる環境に合わせて窓を開閉して「部屋」の環境を整える。食卓の近くなどに置かれ、窓からもれる光は照明の役割も担う。
ただ見るだけの栽培キットに窓の開閉という簡単な所作を加えることで集合住宅自体がハーブと同調しているかのように呼吸をしていく。
グリーンを縦型に積上げたところがユニークなデザイン。集合住宅というしつらえが賑やかでハーブの色とりどりな印象と良くあっている。