第1回 ショッピングセンター リポジショニング・コンペティション《学生限定》

  • 建築・インテリア・エクステリア
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  • 募集要項
  • 結果発表

入賞作品数:5点
主催:コメルツ・リアルAG、サヴィルズ・ジャパン株式会社

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最優秀賞

Accidental shopping ~偶有性を持つビット賃貸方式と六角形什器の提案~
Accidental shopping
~偶有性を持つビット賃貸方式と六角形什器の提案~

岩田 翔、小林大祐(神戸大学大学院 工学研究科建築学専攻)

コンセプト

オンラインショッピングや駅前の大型複合施設は購買体験の均質化と利便性をもたらしている。その影響を受けやすい若い世代が商圏に多く住まうコマーシャルモール博多では、一連の購買体験に新たな価値を見出すリポジショニングを行うべきだと考えた。驚きと楽しみに満ち、より自由に振舞える、そんな偶有性が購買体験に備わった商空間をテナント構成と什器から提案する。店舗の枠を越える事でそこだけにある魅力を生み出す。

優秀賞

ひとつなぐ停留所
ひとつなぐ停留所

恒川淳基(前橋工科大学)
石田貴大(工学院大学)
大舘峻一(首都大学東京)

コンセプト

福岡市には博多駅を中心に多くの魅力的な商業施設があり、コマーシャルモール博多への商業を中心とした集客は難しい状況にある。そこで、本提案ではバス利用を促進し、ファミリー層を集客のターゲットとする。ファミリー層の成熟に伴い、商業のみを目的としたショッピングセンターは地域の拠点へとリポジショニングしていく。また活動拠点の内容も合わせて変化させていくことで、継続的かつ全世代にわたる集客が可能となる。

特別賞

160mのおもてなし
160mのおもてなし

佐藤伸彦/土屋秀正/林 拓真(東京理科大学大学院)

コンセプト

ロードサイド型商業施設の前面駐車場を、人々をおもてなす広場にかえた提案です。前面広場に人々のアクティビティや店舗の様子があふれ出すことにより、従来のロードサイド型商業施設には見ることのできない、人々の賑わいがこの建築のファサードとなるだろう。


コミュニティモール博多
コミュニティモール博多

平 翔(名古屋工業大学)

コンセプト

博多ならではの『地域住民参加型』のショッピングセンター(以下SC) コンセプト:「物販中心」のSCから、「地域コミュニティ中心」のより身近なSCへ


暮らしの中継地
暮らしの中継地

野口雄太/奥田祐大(九州大学)

コンセプト

現代の郊外ショッピングセンター(以下SC)は、玉川高島屋SCを端緒に、立地創造型ビジネスとして、日本全国に展開しているが、その商業主義的計画は、プロトタイプとも言うべきSCを作り、同質の空間を提供し続けている。近年では、道の駅などの地域特性を考慮した立地創造型ビジネスも隆盛を誇っているが、これらは共に近隣に供される空間ではない。そこで我々は、近隣の日常利用の場としてのリポジショニング像を提案する。