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第5回 Derby展 出展者募集《展示参加》

  • 絵画・アート
  • 映像・アニメ・デジタル
  • グラフィック・ポスター
  • 工芸・ファッション・雑貨
展示作品数:32点(立体部門:15点/平面部門:17点)
受賞作品数:2点
主催:GALLERY KINGYO
立体部門

オーディエンス賞

風景
森 洋樹
風景
審査コメント
森さんは日常の風景の中から気になった部分を抽出し、特徴的な立体作品を構成していく作家である。目の前に広がる風景は、そのままでは種々雑多な要素の寄せ集めでしかない。私たちはそこから自分にとって有用な情報だけを抜き取り、うまく秩序立てることで記憶の中にとどめている。しかし、この有用性という基準を取り払ってみると世界はどのように見えてくるのか。それが森さんのテーマである。
制作を始めるとき、彼は風景と向きあいながらその閉じられた関係の中で抜き取るべき要素を選んでいく。そして制作が進むうち、作品には一定のリズム感や統一感が与えられる。だが、そもそも有用な部分が抜け落ちているため、そこには常に一種の浮遊感が漂っている。そしてこの特徴が作品に、置かれた場と自在に関わり、さらに新たな意味を生成していくことのできる汎用性を与えているように思えた。(松永 康)
平面部門

オーディエンス賞

Cattle
長谷川麻衣子
Cattle
審査コメント(一部抜粋)
一方の長谷川さんだが、ひとつひとつのタッチで対象物の形を浮び上がらせ、同時に全体の調子を整えていくという作風だ。印象派の影響を受けたわりと一般的な絵画で、熟練したテクニックを使いこなす技巧派のようにも思える。
しかし過去の作品を一覧してみると、画面に印刷物やオブジェを貼り付けた作品、毛糸に無数の紙切れを結びつけた作品、さらに木の枝に布を巻きつけた作品と、かなり多彩な表現を試みていることがわかる。そしてその幅の広さから、技巧派などという憶測はいっぺんに吹き飛んでしまう。
長谷川さんはコメントに、「ものをつくる」ことは「とても個人的なコミュニケーション」であり、それが「今にわたしを引きずり戻し」て「急に色々なことがはっきりと見える瞬間が」あると書いている。作品の制作は素材や場との「個人的なコミュニケーション」であり、そのことで「今」の世界が見えてくるというのだ。(松永)