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審査 2002年8月 |
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>> 第16回 募集中。詳細です。(2003年7/31〆切) |
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和紙は独特の柔らかさや、温かな質感、気品に満ちた美しさを持っています。和紙の持つすばらしさを素材とした和紙画は日本独特の世界に誇れる美術絵画です。
美濃市では、和紙画の一層の普及と芸術的価値の向上、並びに紙業振興を図ることを目的として、伝統ある美濃和紙の産地にふさわしい公募展の開催を目指し、毎年広く作品を募集しています。
第15回は、全国34都府県の幅広い年齢層から、アート部門、和紙画部門合わせて202点の応募があり、その中から入賞入選作品98点が選出されました。これらの優秀作品は、独自の技法や表現力を駆使した斬新的な作品が多く、和紙画の魅力と可能性を一層深め、将来に繋ぐと期待させるものとなりました。
≪全体の講評≫ ※抜粋
/アート部門の作品では大賞となった作品に象徴されるように、和紙という素材を幾重にも層として重ねながら絵画空間を創り出して、普通の絵の具による絵画では表現できない新しい絵画の領域が定着してきたように感じられた/応募者が固定化して、やや元気のない見慣れた作品が多くなったのが気になった。新しい世界への一層の挑戦が期待される。/素朴さ、試み、自由さ、様々な鋭い取り組み、個性が見られて新鮮な刺激となった。/レベルが向上するにしたがい、作品の質を高めると共に、間口を広げるという発想も大切になってくるように思います。今後一層の期待が膨らんできます。/創る人、批評する者ともに成長してゆくのだろうと思う6年目ですが、ひょっとすると今年は創造者のほうに大きく飛躍と成長が感じられ、少々気おくれを感じさせられるほどの思いがする。改めて、和紙の世界の奥深さと未来性を追及してゆきたい思いに駆られます/
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審査員
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中村忠良【東京芸術大学教授】、櫃田伸也【東京芸術大学教授】、宮廻正明【東京芸術大学教授】
磯村みどり【染色作家】、平光明彦【岐阜県美術館館長】
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*各作品をクリックすると、拡大画像、説明等がご覧いただけます
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「Percolation + the principles of equivalence.」
篠原猛史
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