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最終審査 : 2005年5月 |
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「現代ガラス大賞展」は、21世紀の多様なガラス芸術の展開を探ることを目的とし、2002年よりスタート。トリエンナーレ方式で3年毎に開催されます。
2回目を迎える今回は、日本全国から379点／209名の応募があり、前回以上に質の高いユニークな作品が揃いました。
また、今回から新人賞を新設。若い作家から多数の参加があり、全体として現代感性溢れる公募展となりました。
スライドによる一次審査で入選作品50点を選出。さらに実作品による二次審査で、大賞をはじめとする入賞作品9点を決定しました。
見事、大賞に選ばれたのは張慶南さん（岡山）の作品「『壁』海の柱」。青色のガラスに濃淡がつくよう成形されたガラスのオブジェで、審査委員からは「光の透過具合が優れている。形も問然するところがない」と評価されました。
入選・入賞作品50点は、2005年8月26日（金）〜9月25日（日）まで、第2回「現代ガラス大賞展・富山2005」（富山市民プラザ・アートギャラリー）にて展示。光と造形美を追究した秀作が訪れた人を魅了しました。
ここでは大賞を含む入賞作品9点をご紹介します。
応募作品数 ： 379点／209名
受賞作品数 ： 9点
主催 ： 「現代ガラス大賞展・富山」開催委員会、富山市、富山市教育委員会、（財）富山市民文化事業団、㈱富山市民プラザ、Toyama Glass Move 実行委員会
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【 大賞 】
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賞、賞金について |
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○大賞 : 1点（100万円） ○特別賞・北日本新聞社賞 : 1点 （50万円） ○特別賞・富山商工会議所賞 : 1点 （50万円）
○優秀賞 : 2点 （50万円） ○新人賞 : 1点 （30万円） ○奨励賞 : 3点 （10万円）
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審査員（敬省略・順不同） |
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◆第一次審査員（スライド審査〜2005年4月中旬〜）
○審査委員長 : 武田 厚（美術評論家、多摩美術大学客員教授、前横浜美術館副館長）
○審査員 : 生尾慶太郎（美術評論家）／ゲルト・クナッパー（陶芸家、日本現代美術家協会顧問）／渋谷良治（ガラス造形作家、富山ガラス造形研究所主任教授）／水田順子（北海道立近代美術館学芸第一課長）
◆第二次審査員（実作品・賞審査〜2005年5月下旬〜）
○審査委員長 : 武田 厚
○審査員 : 福田繁雄（グラフィックデザイナー、(社)日本グラフィックデザイナー協会会長、東京藝術大学美術館評議員）／松永伍一 (詩人)／八木近直（富山県教育委員長、前富山県立近代美術館館長）／パヴェル・トルンカ（ガラス造形作家、富山ガラス造形研究所客員教授）／森 雅志（富山市長）
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＊各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます。
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「『壁』海の柱」
張 慶南さん
作品データ
2003年 キャスト H 60.0 × W 78.0 × D 19.0 cm
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（北日本新聞社賞 社長賞）
Beyond The Sight
井上愛仁さん
作品データ
2005年 接着、金属加工、ミクストメディア H 200.0 × W 260.0 × D 100.0 cm
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（富山商工会議所賞 会頭賞）
谷間の光
市川 篤さん
作品データ
2004年 キャスト、研磨 H 58.0 × W 48.0 × D 20.0 cm
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「Summer 2004」
奥野美果さん
作品データ
2004年 キルンキャスト H 40.0 × W 45.0 × D 20.0 cm
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「邂逅」
福西 毅さん
作品データ
2005年 ホットワーク、キャスト、エナメル彩色 H 62.0 × W 62.0 × D 62.0 cm
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「スパイラル」
神田正之さん
作品データ
2005年 キルンワーク H 15.0 × W 50.0 × D 47.0 cm
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「花ガラス“ゴールデンウイング”」
西 悦子さん
作品データ
2005年 パート・ド・ヴェール H 35.0 × W 52.0 × D 52.0 cm
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「scheme方式Ｃ」
馬渕永悟さん
作品データ
2005年 宙吹き H 35.0 × W 18.0 × D 18.0 cm
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「山（立山）」
姜 智熙さん
作品データ
2005年 フレームワーク H 90.0 × W 155.0 × D 70.0 cm
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