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受賞作品発表 2010年11月
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「名古屋デザインDO! 2010」は、才能を秘めた若いデザイナーの育成と交流を目指し、2年ごとに開催している国際コンペティションです。優秀作品を選び表彰するとともに、入賞者が参加するワークショップを実施し、世界の様々な地域からの多様な価値観をもつ人々が出会い、交流を深める場を創造しています。
今回は「未来のために ─ まもる・すくう・できる」をテーマに、あらゆるデザイン分野を対象とし、テーマに即した斬新なデザインを募集しました。1,503点の応募作品の中からグランプリ・部門賞・入選の作品を選出、表彰しました。
グランプリは、吉田由梨さんの「てことば」。手話というコミュニケーション活動を通して、意味や言葉、コミュニケーションが生成される際に生じるテクスチャーを映像と本の形態で表現した作品です。日常で起きている事に新しい視点を与えるという意味で、デザインの可能性を広げたことが高く評価され、今回の受賞に至りました。
今回は受賞作品5点をご紹介します。
過去の受賞作品
第6回 国際コンペティション 名古屋デザインDO!2008
応募作品総数: 1,503 点(国内:395点 国外:1,108点)
入賞作品総数: 5 点
主催:クリエイティブ・デザインシティなごや推進事業実行委員会
名古屋国際デザインコンペ開催委員会
構成団体:名古屋市、(株)国際デザインセンター、
名古屋商工会議所、中部デザイン団体協議会
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グランプリ作品 【 てことば 】
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賞・賞金 |
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●グランプリ (1点) 100万円
●部門賞 (4点) 各10万円
1.プロダクト部門(1点)
2.空間部門(1点)
3.ビジュアル・コミュニケーション部門(1点)
4.その他の部門(1点)
●入選 (20点) 記念品
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審査/審査員(敬称略) |
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■第一次審査員
浅井治彦(日本/プロダクトデザイナー)
西村佳哲(日本/プランニング・ディレクター)
服部滋樹(日本/デザイナー)
本田 敬(日本/プロダクトデザイナー)
マエキタミヤコ(日本/コピーライター)
■第二次審査員
浅井治彦(日本/プロダクトデザイナー)
西村佳哲(日本/プランニング・ディレクター)
服部滋樹(日本/デザイナー)
マエキタミヤコ(日本/コピーライター)
イェルク・ズアマン(ドイツ/DMYベルリン社 CEO)
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入賞入選作品展 |
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会期:2010年11月25日(木)~12月5日(日)11:00~20:00
※ 会期中無休 入場無料
会場:国際デザインセンター4Fデザインギャラリー
〒460-0008 名古屋市中区栄3-18-1 デザインセンタービル4F TEL: (052)265-2106
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*各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます
(作品名、受賞者名、作品内容)
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てことば
吉田由梨(よしだゆり)(日本/企業内デザイナー)
手話というコミュニケーション活動を通して、意味や言葉、コミュニケーションが生成される際に経験される肌触り(テクスチャー)を表現した、映像と本が連動するインスタレーション作品。
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Safety Slope(セーフティ・スロープ)
吉田真也(よしだしんや)(日本/フリーランスデザイナー)共同制作
駅のホームの勾配が原因で起きる車椅子やベビーカーの転落事故を防ぐための簡易設置型スロープ。
電車の乗降に邪魔にならない高さの逆勾配を設け、雨水などの水捌けも十分できる構造。
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ほっこり様
矢野冬馬(やのふゆま)(日本/企業内デザイナー)
日本人に眠っている感覚をくすぐる装置。守りたい自然の景色の前に置かれた「ほっこり様」がやがて人々が祈りをささげるシンボルとなっていく。シンプルな方法で自然を守る気持ちを喚起する。
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Save the river Jadro(ヤドロ川を救おう)
イゴール・カーリー(Igor Carli)(クロアチア/学生)
飲料水保護に対する意識を高めるために、バーやレストランで使用されるグラスを媒体としたキャンペーン。クロアチアだけでなく世界の様々な地域で展開できる。
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The multimedia interactive interface of pregnancy
(妊娠に関する双方向マルチメディア・インターフェース)
アーリアン・リン(A Lian Lin)(台湾/学生) 共同制作
妊婦に安心感と新しい命の誕生を感じてもらうために、専門的かつ医学的な双方向マルチメディア・インターフェースを提供する。妊娠から出産までのプロセスを正確に再現し、女性だけでなく、男性の理解を深めることにも役立つ。
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