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受賞作品発表 2010年11月 |
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>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています)
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「JFAファーデザインコンテスト」は日本毛皮協会が主催するコンテストです。毛皮素材を通じて、ファッションをより活力のあるものにするため、毎年開催されています。
9回目となる2010年は「毛皮…感じる素材」をテーマに作品を募集しました。応募作品2,118点の中から20作品が選出され、東京・東銀座 時事通信ホールで最終審査を行われました。
グランプリに輝いたのは、羅 醒庭さんの作品。勢いよく流れる滝を連想させるデザインは、女性の持つ「優しさ」と「強さ」を表現しています。全体のボリュームやバランス、配色などが高く評価されました。
ファー・デザインには毛皮本来の目的である「寒さを凌ぐ」ことと、ファッション性の高さが求められます。
2010-2011年は、その両方のバランスが取れた作品が多く集まり、ファー・デザインの可能性をより広げることとなりました。
ここでは、受賞作品6点をご紹介します。
過去の受賞作品
» 2010
» 2009
» 2006
» 2005
» 2004
» 2003
応募総数 : 2,118 点
受賞作品数 : 6 点
主催 : 社団法人 日本毛皮協会(JFA)
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グランプリ 【 羅 醒庭 】
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賞・賞金 |
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●グランプリ(1名) 賞金50万円、サガデザインセンターへの研修、賞状
●準グランプリ(1名) 賞金20万円、サガデザインセンターへの研修、賞状
●サガ賞(1名) 賞金10万円、賞状
●アメリカン・レジェンド賞(1名) 賞金10万円、賞状
●HKFF賞(1名) 賞金5万円、2011香港インターナショナル・ファー&ファッション・フェア招待
●JFA賞(1名) 賞品、賞状
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審査/審査員(順不同・敬称略) |
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小西良幸(デザイナー)
岩谷俊和(デザイナー)
廣川玉枝(デザイナー)
原 由美子(ファッションディレクター)
大塚陽子(ファッションジャーナリスト)
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*各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます
(受賞者名、製作協力会社、素材、作品説明)
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羅 醒庭(織田ファッション専門学校)
株式会社大津屋 浅草営業所
ゴート・レッキスラビット
滝からイメージしました。女性は、水のような優しさと強さを持ち合わせています。その優しさと強さを流れるように表現しました。 |
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久保原侑也(バンタンデザイン研究所)
株式会社パッション
カルガンラム
デジタル化が進み木々の緑動物との共存から無縁の世界と化し必要な自然の恵みが失われつつある。その中で人は社会に汚い部分を隠し綺麗な部分を見せ日々を生活している。自分は人が本来持つべきである綺麗な心を一つ一つ手作業のビーズ刺繍はけ染めを柄で表現することにより温かく繊細なデザインになっています。 |
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吉田恵三(名古屋モード学園)
有限会社ローズ・ウィンド
パステルミンク・ウィーゼル・天津ラム・アメリカンラクーン・レッキスラビット
「包み込む」と言うことをコンセプトとし、2重3重にファーを重ね、層を作り更に各部分でファーを使い分け色の違いでグラデーションの様することにより立体的に表現しました。 |
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犬飼あつき(中部ファッション専門学校)
伊藤毛皮店
マホガニーミンク
高級感あふれるミンクの毛皮を、私の好きなレース編みをMIXさせることにより、カジュアルな雰囲気になるようにしました。さらに、全体に矢羽根という技法を入れることで、三つ編みをしたような凹凸が出て、可愛らしい雰囲気にしました。モチーフのすき間から見える人の肌の温もりと毛皮の温かみが共存するような服です。 |
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林 利行(一般)
日進毛皮株式会社
ホワイトミンク・マホガニーミンク・デミバフミンク・パステルミンク・天津ラム
建築物ラファエロの回廊をモチーフに毛皮で回廊を表現する。色のグラデーションでの回廊の奥行きを出し素材の工夫で回廊のアーチを考案。毛皮をテープ状の切りツイストしてボリュームを出す。その毛皮のテープをあらかじめ裁断しておいたパターンに半円状のアーチにして挟み込む。交互に挟み込むことで新たな素材が生まれる。 |
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古城基輝(エスモード・ジャポン東京校)
株式会社江上
ブラックグラマ・ブルーフォックス・シルバーフォックス・チベットラム・ゴート
燕尾服をベースにデザインしました。カッティングに拘り、パーツごとに種類の異なる毛皮を使うことにより、それぞれの毛皮の持つ特性を生かし、動きのある服にしたいと思いました。 |
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