商環境を中心とする空間デザインの顕彰を目的として1974年に始まり、すでに30年以上の歴史をもつ「JCD Design Award」(以下、「JCDアワード」)。昨年よりインターネットによる応募を開始するなど、JCD(社団法人 日本商環境設計家協会)は時代に即した方法や視点から「JCDアワード」を通じて、空間デザインの価値と可能性を見出だすアプローチを続けています。6月19日、今年も東京デザインセンター(五反田)にて、多くの来場者が見守るなか公開2次審査が行われました。JCDスタッフ、審査員、審査会をサポートする学生スタッフと関係者だけでも50名近くにのぼり、イベントの大きさを感じさせます。会場にいる全員の視線が作品パネルに注がれ、「コミュニケーション・デザイン」をキーワードに、時が経つのを忘れるほど白熱した審査が進みました。
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審査会開始前。BEST100の作品が並べられており、来場者が熱心に見入っている。
理事長である飯島直樹氏による開会挨拶。2次審査員は左から面出薫氏、平野敬子氏、片山正通氏、文田昭仁氏、間宮吉彦氏、サイトウマコト氏、山本雅也氏、近藤康夫氏。
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