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■ 総評

 2010年の年賀状デザインアワードは、過去最高の応募数488作品となった。応募の構成は、はがき応募が減り、デジタル応募が多くなった。はがき応募が減ったのは、残念ながら日本の文化である年賀状が、世相と同じく減少傾向になっていることを如実に物語っている。それとは逆に、デジタル部門は、応募の容易さが後押ししているのか、増加傾向である。フィニッシュワークが紙であるはがき部門より、デジタル部門の方が1工程少ないのが支持されている要因なのか、それともクォリティーを心配する機器が少ないから支持されているのか、その片方もしくは両方なのだろう。

 応募作品は、昨年よりさらにレベルが上がり、プロフェッショナル、もしくは、その道を志す方の応募が圧倒的に多かった。今年少なかったのは、立体や飛び出す絵本などのギミック的なジャンルの作品。これはおそらく、はがき部門の応募が少ないことが影響している。

 今回の審査会での特徴の一つに、選外の作品が数多く話題に上った。これは入選の当落線上の議論である。例えば、赤い背景に白い文字でカレンダーを載せている作品。 真ん中の丸い部分が、日の丸上にくりぬかれているため、その間だけ、カレンダーとしては使えない。誕生日の人がかわいそうだなど。また、美しい出来映えなんだけど、正月らしくなく干支なども成立しない年賀状らしくない作品。こういった当落線上の議論も数多くあった。

 例年と異なる点は、協賛会社様が審査に加わったため、基準軸が増えたことがあげられる。同じデザインをキーにビジネスを展開している会社でも、アプリケーションを開発販売している会社、写真などの情報ソースを販売している会社、デザインの情報を発信している会社などでは、立ち位置がかなり異なるため、自ずと基準となる軸が増える。結果的に例年とは異なる解釈が増えてくる。

 そのことで例年と入選作品の傾向に変化があったかは、過去のレポートと見比べて欲しい。前例や実績、傾向を深読みした作品がなかなか入りにくいJDNのコンテストだけに、違いを見つけるのは難しいかもしれない。

 入選する作品は、ビジュアル、企画、仕上げ、の三拍子揃った作品が今年は多かった。

(次回のJDN主催のアワードは、暑中見舞いになります。また、今年もイチオシコンペであるカレンダーデザインアワードも開催実施準備に入ってます。是非ともご応募お待ちしております。)

ありがとうございました。


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