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審査 2005年11月 |
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「代官山インスタレーション」は、代官山の街並みにアート作品を点在させて街と人をつなぐ屋外公募展です。選定された公募スポットに一定期間の仮設設置を前提とした作品を募集し、入選作品を展示。展覧会を通じ、住民と来街者が一体となって代官山の文化を発信していくことを目的として開催されています。
第4回展となる今回は、国内外245点の応募プランの中から入選作品10点が選出。11/5〜27に制作展示されました。
11/9に行なわれた審査の結果、グランプリはセカンドリビング研究会(村井一さん+大家雅広さん+小野田祐一さん)の「代官山リビング」、伊庭野大輔さん、藤井亮介さんの「Blowin’in the wind」2作品に決定。また、審査員特別賞には西村麻美さんの「ミズキキ」が選ばれました。
ここでは、グランプリ、審査員特別賞を含む入選作品10点をご紹介します。
応募作品数 : 245点
入選作品数 : 10点
受賞作品数 : 3点
主催 : 代官山インスタレーション実行委員会
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グランプリ
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賞・報償について |
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入選プラン : 賞状及び作品制作・設置補助費(上限25万円)を授与
グランプリ : 賞状とヒルサイドテラス内のスペースにて展覧会の開催権利を授与
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審査員(敬称略) |
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槇文彦(建築家)、中原佑介(美術評論家)、川俣正(美術家)
◎審査員について → 詳細
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*各作品をクリックすると、拡大画像/作品説明などがご覧いただけます。 |
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『代官山リビング』
セカンドリビング研究会(村井一+大家雅広+小野田祐一)
作品概要
家具のような、構造物のような100mのテーブルは、街のもつ豊かさの質を代官山リビングとして形象化するものです。
設置スポット : 渋谷区道道路敷
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『Blowin' in the wind』
伊庭野大輔、藤井亮介[東京工業大学大学院 建築学専攻]
作品概要
代官山には心地良い風が流れている。矢印一つ一つがこれを受けることで、風の軌跡が建築の表面に現れては消えていく。
設置スポット : 産業能率大学エントランス壁面
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『ミズキキ』
西村麻美[パリ・エコール・デ・ボザール在学]
作品概要
のどがかわいた。水がのみたい。けれど、魚の住む場所が減ってしまう。さて、どうしましょう?
設置スポット : ハリウッドランチマーケット・フリースペース
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『「カクレ代官山まっぷ」プロジェクト』
43(石橋匠+石切山明大+徳重京子)
作品概要
代官山を訪れる人たちが心の中に隠し持っている「カクレガ」。そんな代官山の中に潜む秘めた情報を共有し体験するプロジェクト。
設置スポット : ヒルサイドテラスC棟階段下
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『ヘチマ』
中村竜治[建築家]
作品概要
糸瓜の繊維のようなかすかな椅子です。人工物なのに、ある生物がそこに佇んでいるよう、そんな見え方をする椅子です。
設置スポット : デンマーク大使館エントランス
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『white spot』
小山大吾[(株)武田光史建築デザイン事務所勤務]、佐藤嘉洋[フリーランス]、三家恵伍[(株)みつや園勤務]
作品概要
発泡スチロール球と床面広告用シールを、密度の疎密や視覚的連続感を与えながら配置することで、白い木陰をつくり出します。
設置スポット : ヒルサイドフォーラム広場
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『きりん』
柴田美千里[美術作家]
作品概要
今秋の西郷山公園にいっとき“きりん”がいる風景を作ります。美術の先生にはいつも『ものをよく見て描け』と言われたけれど、よく見ないで作りました。
設置スポット : 西郷山公園
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『でんごん/DENGON』
山口良臣[アーティスト]
作品概要
短いメッセージが録音でき、人が近づくと再生される。伝言遊びの場、遊びの主たちが去った後には喧騒の名残。
設置スポット : 菅刈公園南門フェンス
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『MOT Museum of Travel』
BIRD(井上文雄+澤田麻里)
作品概要
見たり聞いたり話したり考えたり食べたり飲んだりしながら、様々な人が(と)出会う場所をつくります。
設置スポット : ヒルサイドウエスト
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『到着する代官山〜重なる場〜』
中西健[武蔵野美術大学大学院建築コース]、田中武[同空間演出デザインコース]、木村亮介[同建築コース]
作品概要
私たちは日々、頭の中のおぼろげなイメージと知覚する情報との確認作業を行なっている。移動という行為は、まさにその一つである。
設置スポット : 東急東横線車両
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