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発表 2005年5月 |
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>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています) |
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同コンテストは5月10日の「コットンの日」を盛り上げるため99年より特別企画として実施、今回で7回目を迎えます。
今年はテーマ「コットン・マジック」のもとTシャツのプリントデザインを募集。国内外から、イラスト、絵画、CG、写真など個性あふれる力作2,652点が寄せられました。
去る3月30日に審査会が開催され、グランプリ1点、優秀賞5点、学生奨励賞1点などが選出されました。また、今回10歳未満の作品が106点と増加したことから、「未来を担う子供たちに、夢を贈ろう」という意味を込めて審査員特別賞が設けられ、幼稚園児と小学生の作品3点が同賞に選出されました。
見事グランプリに輝いたのは四反田 晃さんの作品。「コットンワークス」と題し、可愛いキャラクターが深夜に夢中になって傷んだコットン製品を修理する姿を描いた、ユーモラスなCG作品です。使い捨ての時代に一石を投じるテーマ性や絵から伝わるストーリー性が評価されました。
グランプリ作品は、5月10日に東京で開催された「コットンの日」のパーティ席上で発表・表彰されました。また、作品はTシャツにプリントして当日の出席者などにプレゼントされました。
ここでは、グランプリ作品をはじめとする受賞作品10点をご紹介します。
応募作品総数 : 2,652点
受賞者総数 : 10点
主催 :
COTTON COUNCIL INTERNATIONAL
OTTON INCORPORATED
日本テキスタイルデザイン協会
日本紡績協会
財団法人日本綿業振興会
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【グランプリ】
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賞 |
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○グランプリ(1点) … 賞金20万円 ○優秀賞(5点) … 賞金各5万円 ○学生奨励賞(1点) … 賞金3万円
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審査委員(敬省略・順不同) |
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古川雲雪/国際綿花団体/繊維業界代表/報道関係代表
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◇今年の応募作品の特徴◇ |
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1.「コットン・マジック」というテーマを反映して、「魔法のランプ」や「トランプ」などのモチーフで描いた作品が目立ちましたが“いかようにも変化できるコットンの可能性”をオリジナリティ豊かに表現した作品も多く見受けられた。
2.学校単位の応募だけではなく、プロと一般の応募が増加。
3.応募年齢層は20代〜50代が中心。最年少は3歳、最高齢は80歳まで多岐にわたり、特に10歳未満の作品が106点に増えた。
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*各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます。 |
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title: 「コットンワークス」
四反田 晃さん(滋賀)
28歳/グラフィックデザイナー
≪審査員コメント≫
時代を的確に捉えた作品。先にノーベル平和賞受賞を受賞したケニアの女性環境活動家も提唱したように、地球環境を守るために今世界規模で「物を大切にしよう」という気運が高まってきている。昔から日本には「もったいない」という言葉があるが、“物を大切にする”というこれまでからいわれていることを、この作品を通じて再認識させられた。コットンは愛着素材という印象があり、使い込んで初めてなじんでくるものだが、ボロボロになってもなかなか捨てられない。まさにそんなコットンの世界とぴたりとマッチし、うまく表現している。キャラクターが機械ではなく手仕事でリペアしている姿も、あらためて見る側に『そうなんだよね』という共感を与えてくれ、心を和ましてくれている。グラフィック的な処理もすばらしい。
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荒谷美代子さん(埼玉)
29歳/画家
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大谷京子さん(大阪)
34歳/イラストレーター
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松山みきおさん(大阪)
25歳/コミックアーティスト
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中山奈津子さん(東京)
24歳/会社員
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西村克彦さん(三重)
5歳/学生
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楠本陽菜さん(兵庫)
4歳/学生
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