第8回文化庁メディア芸術祭 | コンテスト公募コンペの[登竜門]

文化庁メディア芸術祭は、創造性あふれる作品を制作したアーティストを顕彰し、その創作活動を広く紹介することを目的として1997年よりスタート。以来毎年開催され、今年度で8回目を迎えます。主催は文化庁とCG-ARTS協会。
今回は世界43カ国から1,498作品の応募があり、うち海外からの応募は573作品に増加。同祭の認知度や評価の高まりが伺えます。
審査の結果、4部門で各大賞1点、優秀賞4点、奨励賞1点が決定。計24点が入賞作品に選ばれました。また、審査委員会からの推薦により、メディア芸術の分野に大きく貢献した方を顕彰する功労賞には、山本順也さんが選ばれました。
尚、前回3万人を超えた受賞作品展「平成16年度[第8回]文化庁メディア芸術祭」は、2月25日（金）～3月6日（日）に東京都写真美術館にて開催。応募総数1,498作品から選ばれた、約170作品が展示・上映されます。

ここでは4部門の入賞作品、計24点をご紹介します。

応募総数：世界43カ国／1,498作品
受賞作品総数： 24点
主催：文化庁・CG-ARTS協会

【 3 minutes2 】(※2→2乗)

「平成16年度[第8回]文化庁メディア芸術祭」受賞作品展

　日時 : 2月25日（金）～3月6日（日）
　会場 : 東京都写真美術館　1F／2F／3F

【アート部門】
デジタル技術を用いて制作された、静止画、映像、インスタレーション、インタラクティブアート、Webアートなどの中から、芸術性に優れた作品約80点を展示します。

【エンターテインメント部門】
デジタル技術を用いて制作された、ゲーム、遊具、VFX、Webなどの中から、エンターテインメント性に優れた作品約40点を展示します。

【アニメーション部門】
世界的な評価も高くなっている日本のアニメーション。劇場公開映画やテレビシリーズの長編作品、アーティストの自主制作による短編作品など、約25点を上映します。

【マンガ部門】
ストーリーマンガや自主制作、さらに今年はオンラインマンガを含めた約25点を紹介します。

賞・賞金

　●大賞（各部門1点）…賞状（文部科学大臣賞）、トロフィー、副賞60万円
　●優秀賞（各部門4点）…賞状（文部科学大臣賞）、トロフィー、副賞30万円
　●奨励賞（各部門1点）…賞状（文部科学大臣賞）、トロフィー、副賞15万円
　●功労賞（1名）

審査員（50音順敬称略）

　■アート部門
　主査：草原真知子（早稲田大学教授）
　浅葉克己（アートディレクター）、土佐信道（明和電機）、中谷日出（NHK解説委員）、三上晴子（アーティスト）
　■エンターテインメント部門
　主査：中島信也（CMディレクター）
　石原恒和（ゲームプロデューサー）、斎藤由多加（ゲームデザイナー）、鈴木裕（ゲームプロデューサー）、
　宮崎光弘（アートディレクター）
　■アニメーション部門
　主査：富野由悠季（アニメーション監督）
　神村幸子（作画監督）、寺井弘典（クリエイティブディレクター）、樋口真嗣（映画監督）、森卓也（映画評論家）
　■マンガ部門
　主査：里中満智子（マンガ家）
　木村忠夫（日本漫画学院学院長）、黒鉄ヒロシ（マンガ家）、竹宮惠子（マンガ家）、ちばてつや（マンガ家）