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第14回青木繁記念大賞公募展
第14回青木繁記念大賞公募展 > http://www2.city.kurume.fukuoka.jp/aoki/index.htm
発表 2005年3月
>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています)

青木繁記念大賞公募展は、青木繁の作品が明治画壇に与えた清新な感銘と画業の意義を顕彰するとともに、創作活動の奨励と全国洋画界の水準向上に寄与することを目的としています。
また、当地久留米が「美術のまち・芸術のまち」として全国的に広まるとともに、次代を担う新進の作家がこの賞を目指して精進するような展覧会を目指しています。

応募対象は国内在住者で、14回目を迎えた今回は753点、531名の参加がありました。 審査の結果、14名が受賞。65名が入選に決定しました。
大賞に選ばれたのは、M・IQBALさん(バングラデシュ)の「DESTRUCTION OF THE CIVILIZATION−1」。同公募展では、外国人の大賞受賞は初となります。

なお、作品展は福岡・久留米展、東京・六本木展と巡回し、今後は郡山市立美術館(福島)にて6月4日〜19日まで開催されます。

ここでは大賞をはじめとする上位受賞作品4点をご紹介します。


応募総数 : 753点/531名
受賞者総数 : 14名
主催 : (財)久留米文化振興会 青木繁記念大賞公募展実行委員会事務局


【青木繁記念大賞】

 ○青木繁記念大賞(1点)…賞状、副賞賞金300万円(買上) ○石橋財団石橋美術館賞(1点)…賞状、副賞賞金100万円
 ○特別賞(損保ジャパン賞)(1点)…賞状、副賞賞金30万円 ○特別賞(わだつみ賞)(1点)…賞状、副賞賞金20万円
 ○優秀賞(5点)…賞状、副賞賞金10万円 ○奨励賞(5点)…賞状、副賞賞金5万円 ○入選(65点)…入選証

審査員
 ○審査委員長 : 富山秀男(美術評論家/ブリヂストン美術館館長)
 ○審査委員 :
  酒井忠康(美術評論家/世田谷美術館館長)、坂田哲也(画家/東京芸術大学美術学部助教授)
  田口安男(画家/いわき市立美術館館長)、谷 新(美術評論家/宇都宮美術館館長)

 ★審査員の総評 → こちら

第14回青木繁記念大賞公募展
 ≪福島・郡山展≫
 日時 : 平成17年6月4日(土)〜19日(日) 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
 場所 : 郡山市立美術館(郡山市安原町字大谷地130-2 TEL.024-956-2200)
 入場料 : 一般300円、高・大生200円、中学生以下は無料

 ※福岡・久留米展(石橋美術館/3月11日〜27日)…終了
 ※東京・六本木展(アクシスギャラリー・アクシスギャラリーアネックス/4月9日〜17日)…終了


各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます。
青木繁記念大賞



『DESTRUCTION OF THE CIVILIZATION-1』
M・IQBALさん
学生/バングラデシュ/1967


文明は、進歩するはずのものである。私の国を含め、「発展途上国」という呼ばれる国々があるように、そう期待されている。しかし、文明は古来、戦争によってたびたび破壊されてきた。そして、文明は、戦争をより残酷なものにしさえした。
私の心が最も痛むのは、戦争によって子どもたちが傷つくことである。戦争に関するレポートには、手を失い、足を失い、目を失い、命さえ失った子どもが、いつもいる。彼らはその輝かしい将来のため、よい家庭や教育を、文明によって保証されるべき存在である(戦争に消費されるお金の何分の一かで、それらは保証できるものなのだが)。この絵には彼らが描かれている。
制作には、油絵の具のみを使う。ほぼ半年をかけて10層余りの下塗りを重ね、その上に描いている。画面に散らばる円いスポットは、これも文明の両面性といえる、環境汚染を象徴したものである。
文明は、進歩するはずではないのか。なぜ、戦争は絶えないのか。なぜ、子どもたちは傷つき、殺され続けるのか。その問いが私のモチーフである。

石橋財団石橋美術館賞



『アンテナ』
住田久美子さん
学生/広島県 / 1981


今日もコミュニケーション出来るようにアンテナをはって出かけます。 私は作品を通して様々なものとコミュニケーションしたいと思っています。それは、私の中の私であったり、花や空気、見てくれる人だったりします。日々そんな思いで制作しています。制作テーマとしては、『リアリティ』のある画面を目指しています。現実の世界は結構ウソクサイものです。よく晴れた日に真っ青な空を見上げ、この空をそっくりそのまま絵にすることが出来たらどんなにウソクサイ絵になるだろうと思うことがあります。現実と自分の感覚には『ズレ』があります。私はそこに『リアリティ』があるのではないかと考えています。様々なモチーフの力を借り、そういった自分の『リアリティ』を表現したいと考えています。『リアリティ』を感じるということは、生きているということを実感することでもあります。私の作品を見た人にとって何かのきっかけになってくれればと思います。
特別賞(損保ジャパン賞)



『アロエちゃん』
鈴木博貴さん
作家/1980


この作品は、ビジュアルと内面というポイントでせまった作品です。アロエの尖った、なにもよせつけないビジュアル、でも中の実は生にやさしい。その二面性を反抗期の少女におきかえて、表現しました。妖精のような不思議さと人形のようなかわいらしさをとりいれ、青い鳥はビジュアル的な物より、中のやさしさを知っているかのように、さり気なく髪かざりのようにとまっている。作品自体を見る人がはいりづらく、ピンク色の部分で見る人のつながりをビミョーな形でたもつ、攻撃的かつ刺激的な作品になったと思います。
特別賞(わだつみ賞)



『彼方へ 1』
小田善郎さん
教師/1951


この10年近く、故郷萩の風景を描いています。現在は萩から自動車で1時間の山間部に住んでいますが、1年に何度か萩に帰り、少年時代に好きだった場所に行ってみます。この作品の人物が立っている場所は、萩の町や海、島々が一望できる笠山の展望台です。春ですが、まだ海からの風は冷たく、病み上がりの身体にはややこたえます。人物の顔はわかりません。それは私でもあり、妻でもあり、子どもでもあります。あなたであるかもしれません。
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 ●その他、詳しい内容は 第14回青木繁記念大賞公募展 をご覧下さい
 

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