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審査 2003年2月10日、11日 |
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>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています) |
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今年は青木繁生誕120年にあたります。久留米市に生まれた青木繁は、その短くも劇的な生涯にふさわしく輝く才能を発揮して、近代洋画壇において決して忘れることのできない明治浪漫主義の一つの頂点を示しました。青木繁記念大賞公募展は、青木繁の作品が明治画壇に与えた清新な感銘と画業の意義を顕彰するとともに、創作活動の奨励と全国洋画界の水準向上に寄与する目的で開催するものです。
今回は昨年を大きく上回る、679点もの作品が全国から寄せられました。
□ 青木繁記念大賞に入選したのは、福岡県の片渕敬徳さんの作品 「VIEW 02」。講評は以下。
/多様な版画技法を駆使した新鮮な印象を与える作品である /絵画の持っている空間的な面と時間的な要素の両面から、見る者に自由に考えさせ、感じさせるよさがある /モノクローム、単色での表現が非常に新鮮であり、版画の技法と空間的な構成が巧みに計算されており、シンプルな中にしっかりとメッセージを持った作品である
□ 審査員による全体の印象 /全体的に力作が揃い、新鮮なものが多かった /かなり質の高いものが入選・落選のボーダーラインでせめぎ合っていた印象がある /技法的には、圧倒的に併用技法が多く、写真的なイメージ、写真の技法を使ったものが多かった /平面という純然たる絵画形式の中で競い合う傾向が印象的で、多様性も随分見受けられた /青木繁記念大賞公募展の応募作品の表現の幅広さ /多様性というものを強く感じた
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審査員
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酒井忠康【美術評論家】、坂田哲也【画家】、田口安男【画家】、谷 新【美術評論家】、富山秀男【美術評論家】
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*各作品をクリックすると、拡大画像、説明等がご覧いただけます
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