募 集 終 了
第1回を1981年(昭和56年)に開催して以来、32年の歴史を持つ甍賞。日本の景観を美しく彩ってきた粘土瓦の新たな魅力を求めて数年に一度行い、今回で16回目を迎えます。前回の第15回開催から次世代の建築を担う学生の方々を対象に学生部門を新設いたしました。昨年の単独開催を経て今回は3回目の開催となります。
粘土瓦は大地の恵みがもたらす土が素材であり、環境問題が叫ばれる現代において、人にも、環境にもやさしい自然素材としてさまざまな可能性を秘めています。耐久性・断熱性をはじめ数々の特性を備え、優れた造形美で約1400年の間受け継がれてきた日本建築美。
従来の感覚にとらわれない柔軟な発想により、その美しさは新たな魅力を放ち、発見と驚きをもたらしてくれることと思います。粘土瓦という素晴らしい素材を使い、新しい「瓦」のある風景を発見してくれることを期待しています。
作品提出・応募締切 2014年4月30日 消印有効
●金賞 (1点) 賞状、副賞10万円
●銀賞 (1点) 賞状、副賞5万円
●銅賞 (1点) 賞状、副賞3万円
●佳作 (5点程度) 賞状、副賞1万円
【課題】
『瓦素材』を用いた新しい公共空間の提案 ‐心を紡ぐ『瓦』のある風景の継承
※「瓦」が表現する新しい日本の風景を提案すること
※空間の大きさや用途などはすべて自由
●公式ホームページよりダウンロードした応募カード
応募者情報を記入すること
●応募作品
A1サイズ用紙1枚に、コンセプト、PRポイント等を記載し、平面図、配置図、立面図、パース、模型写真、その他詳細図など設計意図を表現するのに必要と思われるものを各自選択して描くこと
縦使い、横使いを含めてレイアウトは自由
表現方法は、鉛筆、インキング、着色、CGや写真などいずれも自由
但し、以下の点に留意すること
※パネル化しないこと(スチレンボード等貼付での提出は可)
※粘土瓦を使用したイメージがわかりやすく表現されていること
※送付に当たっては書類を折りたたまずに提出すること
提出物を下記提出先まで送付
国内外の大学院、大学、高等専門学校又は各種専門学校で建築を学んでいる者(学生)
グループによる応募も可
無し
【委員長】
古谷誠章(建築家 日本建築学会副会長 ナスカ一級建築士事務所代表 早稲田大学教授)
【委員】
堀越英嗣(建築家 堀越英嗣ARCHITECT5代表 芝浦工業大学教授)
村上晶子(建築家 村上晶子アトリエ主宰 明星大学教授)
三橋敏宏(経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課長)
屋敷次郎(国土交通省土地・建設産業局建設市場整備課長)
山田勝雄(全日本瓦工事業連盟理事長)
野口安廣(全国陶器瓦工業組合連合会理事長)
佐々木賢一(全国陶器瓦工業組合連合会副理事長)
福原幸蔵(全国陶器瓦工業組合連合会副理事長)
2014年6月下旬~7月頃(予定)
(審査の結果は入賞者に通知するとともに、日本屋根経済新聞、ホームページ等で発表)
応募作品の著作権は、応募者に帰属します。ただし、主催者および後援者が本コンクールの趣旨に基づいて作品発表、PR等に利用する場合には、応募者は無償でこの使用を認める事とします。
全国陶器瓦工業組合連合会、一般社団法人全日本瓦工事業連盟
〒444-1323
愛知県高浜市田戸町一丁目1番地1
全国陶器瓦工業組合連合会高浜事務所内
甍賞事務局 TR係
tel : 0566-52-1200 / fax : 0566-52-1203
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