応募作品数:75点
入賞作品数:6点
主催:特定非営利活動法人アートアンドアーキテクトフェスタ
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最優秀賞
遠藤貴弘(大成建設株式会社)
富永麻倫(株式会社アール・アイ・エー)
大山宗之(国際航業株式会社)
「大地の帯」の目指すもの・意図
本作品は、大阪平野の豊かな生態系と既存の都市交通網の高架下を活用して、大阪市民が主体的に接することのできる「大地の帯」を提案したものです。動植物・エネルギー・人の活動のサイクルを生み出すシステムとして、緑と一体となった土の帯が、都市に新たなネットワークを構築し、大阪から世界へ発信する都市生活の基盤となることを意図しています。
優秀賞
森川啓介(フリーランス)
この原っぱは、緑や水や都市との間に新しい共生関係を築くことが出来ます。そして、それは大阪における自然との新しい共生にもなります。水の都大阪だからこそ出来る、水を生かしたこれからの都市緑化の提案です。
清水慎之介(立命館大学大学院)
恒久的な建築は「10年20年100年残るものを」と願って作ったものでも、なんらかの理由で取り壊されてしまった後は、ここにどのような建築が存在していたか、人の記憶に全く残らないこともある。しかし、ずっと存在していた建築よりも日頃遊んでいた公園に期間限定で訪れてきたサーカスの方が、短期間にも関わらず、その一日の記憶の方が強く残る事がある。本提案では、サーカスのように都市にエラーを起こす事によって、人々の記憶・思い出に残っていく、船を使った水上のポータブルな公園を提案する。
特別賞
CHU HAI COLLEGE OF HIGHER EDUCATION(Hong Kong)
都市緑化の目的
この設計では、崖や都市部で急斜面の将来の緑化•開発を強調する。緑豊かなエリアに対して不自然緑化と土地資源の問題を解決するために、この提案は、積極的に環境保護や社会的ニーズに応えるには、建物とシステムの新しいタイプを作成しようとします。アンダーソンロード採石場は、この実験的な設計を行うために選ばれました。岩や持続可能な開発に構築商業ビルはと工場、このプロジェクトの主なテーマとして使用されます。
奨励賞
鈴木甫(工学院大学大学院)
後野将一(工学院大学大学院)
岡本祥幸(工学院大学大学院)
「緑化をもっと身近なモノにしたい。」
昨今、環境問題などを背景に都市部でも緑化は広まりつつありますが、緑化の方法としてビル等の壁面緑化が大半になり、大掛かりかつ緑が付属品の様に扱われていると感じました。
「たねまくフィルム」という小さな緑化の提案から発し、既存の定点的で不動な緑化を動的な緑化として捉え直すことにより「たねまくコンテナ」という大きな変化に繋がる「近未来の都市緑化」を目指します。
また、コンテナは植物を生育させながら物を運搬する媒体として機能し、1 つの「たね まく コンテナ」では、小さな緑地であるが、3 つ、4 つ、5 つと複数であつまると大きな緑地が生まれます。コンテナは物流とともに運送ネットワークで運ばれ、緑の運送ネットワークが作られます。コンテナの「緑化フィルム」は、取り外しのできる小さな緑地なので、好きな枚数を取って駅やホームを緑化することや自分のウチへ持ち帰ることもできます。
この様な小さな緑を育てることで、人の心に小さな変化のたねをまく。
私たちは緑の扱い方をもう一度考え、それを既存都市の仕組みに当てはめた緑化を提案します。
詳細は公式ホームページをご覧ください