富山プロダクトデザインコンペティション 2013

募 集 終 了

  • プロダクト・商品企画・家具
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  • 結果発表

主催:デザインウエーブ開催委員会 [富山県、富山市、高岡市]

とやまデザイン賞

MASU
「MASU」

中村洋介

説明

一合升は、古来から社寺の行事、おめでたい席での日本酒を呑む祝盃として使用されてきました。日本酒を呑む道具として日本人に浸透している升の感覚をアイコンとして保ちつつ、ガラスの透明感と内側の柔らかく液体を包む形状が、中に入るお酒の神聖な美しさをひきたてます。また、底面に色を加える事で、どのような場所に置いてもMASUの輪郭を際立たせ、新たな道具としての印象を引き立ててくれます。日本固有の酒器、升から世界の祝いの場を彩るグラス、MASUへの発展をデザインしました。

準とやまデザイン賞

花束から花器に 祝いの余韻
「花束から花器に 祝いの余韻」

松山美欧

説明

人は「おめでとう」の想いをこめて花束を贈ります。花束が、すずのメッシュシートで包まれていたら、どんなに素敵でしょう?たとえ小さくても、大きな花束に負けないほどのお祝いの表現、さらに花束は、そのまま折り曲げてグラスに差すことで瞬時に花器へとカタチを変化できます。驚きと同時にお祝いの高揚感の余韻を永く響かせます。心に寄り添うような、キラキラと輝く「すず」、その「曲がる」「水が長持ちする」特性を生かした、お祝いの花束を花器へ変化させる「余韻」のデザインです。お花屋さん、ホテルなどでの販売も想定しています。

黒木靖夫特別賞

BUSHI no BO
「BUSHI no BO」

行徳+金築

説明

昔からお祝い事の際に重宝される贈り物として鰹節があります。しかし昨今、その多くはパックに入った削り節となり、鰹節を削ったことが無い人も多いのが現状です。贈り物としてパックの削り節では味気ない。かといって鰹節削り器で削るにはちょっと面倒。もっと手軽に鰹節のよさを感じられ、贈り物としての特別感も持つ鰹節セットの提案です。食べる時に、好きな量、削りたてを味わえる。様々な種類の節をセットにすることで、自分なりのこだわりを楽しむことができます。日本の食文化への再考と共に、海を持ち、工業から水産業まで様々な加工技術をもつ富山県を象徴するアイテムとしての提案です。