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「旭化成ホームズ 水耕栽培活用製品開発 デザイン公募 VEGEUNI Design Award 2012」

結果発表

160点の応募をいただき、以下8作品が受賞いたしました。

審査員総評

※作品画像をクリックすると詳細が表示されます。

最優秀賞

Bowl Plant

岩沢 仁

岩沢 仁(空間デザイナー/有限会社バッタ☆ネイション)

作品名「Bowl Plant」

優秀賞

Leaf Pot

  

川島 優(デザイナー/Studio .00)、鷲尾和哉(デザイナー/Studio .00)

作品名「Leaf Pot」

leaf planter

野村 悠

野村 悠(デザイナー/Yu Nomura Design)

作品名「leaf planter」

水耕雨読

佐藤 勉

佐藤 勉(建築家、准教授/駒沢女子大学 人文学部空間造形学科)

作品名「水耕雨読」

審査員 五十嵐久枝賞

Air Shower

榎本惣平

榎本惣平(デザイナー/L.a.b.Design)

作品名「Air Shower」

審査員 柴田文江賞

ハーブの集合住宅

小沼慶典

小沼慶典(フリーランス)

作品名「ハーブの集合住宅」

審査員 手塚由比賞

bottle vege

上田祥史

上田祥史(建築士/株式会社松田平田設計)

作品名「bottle vege」

学生賞

食卓に合う水耕栽培(Green Bowl)

長尾真実子、山中敦之

長尾真実子(学生/京都工芸繊維大学大学院 デザイン経営工学専攻)、
山中敦之(学生/Aalto大学 Department of Architecture)

作品名「食卓に合う水耕栽培(Green Bowl)」

審査員総評

五十嵐久枝

五十嵐久枝

水耕栽培という言葉から、透明感あるクリーンなイメージとあわせて人工的な工場の匂いも感じられた。近頃ではガラス越しに水耕栽培された野菜を風景として鑑賞し食する店も現れ、小さな閉塞的な自然でさえも都市生活者は癒しと感じてしまう。どんなに小さくても押込められている自然ではなく、凛とした生命観を感じさせてくれる提案があることを期待して、この審査に臨みました。機械的と感じさせない有機的な発想の案をいくつも見ることが出来、興味深い審査となりました。

柴田文江

柴田文江

使われ方や置き場所など、暮らしの中でのリアリティーを感じる提案が多かったのは、応募者の方々の水耕栽培への期待の表れだったと思います。私自身も今回の審査を通じて水耕栽培のある生活に憧れを持ちましたので、みなさんのデザインに心を動かされたということですね。

手塚由比

手塚由比

家庭で野菜を育てる魅力には、生き物を育てる楽しさと、とれたての新鮮な野菜を食べる楽しさがある。最優秀に選ばれた作品は食卓でその両方を楽しめそうな作品である。物としてのデザインが、生活の中での人との関わりの中で考えられている点を評価したい。優秀賞には、単体のプロダクトとして完成度が高く美しいものと、置かれるシチュエーションも含めたデザインが魅力的なものが選ばれた。いずれも完成度は高かったが、人との関わりよりも物としてのデザインに力点が置かれているように感じた。

松崎昭夫 (旭化成ホームズくらしノベーション研究所長)

都市の暮らしを豊かしてくれる提案を期待して作品を見ました。結果は想像以上で、水耕栽培ユニットというものが、暮らしに楽しさや喜びを与えてくれる大変魅力的なものになり得ることが分りました。これが今回のコンペの最大の収穫ではないかと思います。応募された皆様に感謝します。特に上位の作品は自分でも欲しくなるものが多く、それらを置いた空間や暮らしを想像するだけでも楽しくなります。今後、水耕栽培ユニットが都市の暮らしを豊かにする大切なアイテムの一つとして世の中に広く受け入れられ活かされることを期待します。

馬場三千雄 (審査員長/旭化成ホームズ新規事業推進本部長)

まずは総数160点という予想以上の応募をいただいたことに驚きと共にとても感謝しております。水耕栽培ユニットという新しいアイテムを生活の中に取り込む、これまでにない発想が求められる難しい題材でしたが、水耕栽培を取り入れた生活シーンがとても豊かに、楽しく表現されている作品も多く、皆さんの発想の豊かさにとても感銘を受けました。
なかでも入賞された作品にはきらりと光るデザインとアイデアが盛り込まれており、今後の水耕栽培の可能性を上手に引き出してくれるすばらしい作品でした。 頂いたデザインを元に、1日も早い商品化を目指して開発に取り組んで参ります。

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